Solaris の BigFix クライアントのアンインストール

BigFix リレーが同じコンピューターにインストールされている場合は、まず BigFix リレーを削除し、次に BigFix クライアントのアンインストールを実行します。

このタスクについて

SVR4 (.pkg ファイル) フォーマットを使用してクライアントをインストールした場合

Solaris オペレーティング・システムにインストールされている BigFix クライアントをアンインストールするには、それがレガシーの SVR4 (.pkg ファイル) を使用してインストールされたものである場合、次のステップを実行します。
  1. 削除する前にエージェントのプロセスを停止します。
    /etc/init.d/besclient stop
  2. 次のコマンドを実行して BigFix クライアントをアンインストールします。
    pkgrm BESagent
  3. 次のディレクトリーを手動で削除します。
    rm -rf /etc/opt/BESClient 
    rm -rf /var/opt/BESClient 
    rm -rf /opt/BESClient
    rm -rf /var/opt/BESCommon

IPS (.p5p ファイル) フォーマットを使用してクライアントをインストールした場合

Solaris オペレーティング・システムにインストールされている BigFix クライアントをアンインストールするには、それが IPS (.p5p ファイル) を使用してインストールされたものである場合、次のステップを実行します。

  1. 削除する前にエージェントのプロセスを停止します。
    /etc/init.d/besclient stop
  2. 次のコマンドを実行して BigFix クライアントをアンインストールします。
    pkg uninstall BESagent
    IPS パッケージをアンインストールすると、ランタイムで追加されたファイルは $IMAGE_META/lost+foundに移されます。IMAGE_META のデフォルト値は /var/pkg です。このアンインストール・コマンドにより、実際のパスを報告するメッセージが表示されます。例:
    The following unexpected or editable files and directories were 
    salvaged while executing the requested package operation; they
    have been moved to the displayed location in the image:
    /var/opt/BESClient -> /var/pkg/lost+found/var/opt/BESClient-20190320T135633Z
  3. アンインストール・メッセージに表示されたディレクトリーをすべて手動で削除します。例:
    rm -rf /var/pkg/lost+found/var/opt/BESClient-20190320T135633Z
  4. さらに、次のコマンドを実行して /etc/opt/BESClient ディレクトリーを手動で削除します。
    rm -rf /etc/opt/BESClient
    rm -rf /var/opt/BESCommon