クライアントの要件

クライアント要件に関する最新情報については、「システム要件」を参照してください。

BigFixInventory を使用している場合、スキャン・アップロードを保管するには、その前に「 クライアントのハードウェア要件 」を参照してください。

Windows

Windows システム上で、BESClient サービスが SYSTEM アカウントとして実行されていることを確認します。

Linux

Red Hat Enterprise Linux 6 以降では、クライアントをインストールする前に、Athena ライブラリー (libXaw パッケージ) がインストールされていることを確認してください。

Red Hat Enterprise Linux 9 以降では、クライアントをインストールする前に、initscripts パッケージがインストールされていることを確認してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 PPC64 では、クライアントをインストールする前に必ず rpm-32bit パッケージをインストールしてください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 15 x86_64 では、クライアントをインストールする前に必ず insserv-compat rpm パッケージをインストールしてください。

Mac

Mac OS Mojave バージョン 10.14 以降では、デフォルトのセキュリティー設定によりユーザーのライブラリーにある特定のフォルダーへのアクセスが制限されることがあり、これによりカスタム・コンテンツの動作に影響が出る可能性があります。

以下のアーティファクトに関連付けられたファイルおよびディレクトリーを操作するインスペクターが影響を受けます。
  • 場所
  • 連絡先
  • 写真
  • カレンダー
  • リマインダー
  • カメラ
  • マイク
  • メール・データベース
  • メッセージ履歴
  • Safari データ
  • Time Machine によるバックアップ
  • iTunes デバイスのバックアップ
  • 場所およびルーチン
  • システムの Cookie
アクセス関連の問題を回避するには、以下の手順を実行します。
  1. 「セキュリティー & プライバシー」設定の「プライバシー」ペインに移動します。
  2. 「フル・ディスク・アクセス」を選択します。
  3. BESAgent アプリケーションを追加します。

ディスク・スペースの要件

BigFixクライアントのインストールを開始する前に、ターゲットに十分なディスク・スペースがあることを確認してください。次の図は、それぞれの OS にBigFix クライアントをインストールするためのディスク・スペース要件を示しています。
OS ディレクトリー 必要なスペース 「説明」
Windows C:Program Files (x86)BigFix EnterpriseBES Client 50 MB クライアントのデータおよびインストールのディレクトリー
Linux Intel & zLinuz /var/opt/BESClient 20 MB クライアントのデータ・ディレクトリー
/opt/BESClient 75 MB クライアントのインストール・ディレクトリー
Linux PPC /var/opt/BESClient 20 MB クライアントのデータ・ディレクトリー
/opt/BESClient 100 MB クライアントのインストール・ディレクトリー
AIX /var/opt/BESClient 20 MB クライアントのデータ・ディレクトリー
/opt/BESClient 115 MB クライアントのインストール・ディレクトリー
Solaris /var/opt/BESClient 20 MB クライアントのデータ・ディレクトリー
/opt/BESClient 85 MB クライアントのインストール・ディレクトリー
Mac /Library/Application Support/Bigfix 45 MB クライアントのデータ・ディレクトリー
/Library/BESAgent 50 MB クライアントのインストール・ディレクトリー