クラウド・プラグインのインストールの計画

クラウド・プラグインは、プラグイン・ポータルを実行しているコンピューターにインストールできます。オプションで、それらをすべて同じプラグイン・ポータル・インスタンスにインストールできます。

ただし、このオプションは、『BigFix キャパシティー・プランニング・ガイド』に含まれているプラグイン・ポータルのキャパシティー・プランニング要件を満たしている場合にのみ考慮に入れる必要があります。

BigFix のデプロイメントでは、タイプ (AWS、Microsoft Azure、VMware、GCP) ごとにクラウド・プラグインのインスタンスを 1 つだけ使用することを強くお勧めします。この推奨事項の目的は、同じクラウド・リソースが複数回検出されるのを回避することです。そうしないと、1 つの相関コンピューターに同じプロキシー・コンピューターの複数のインスタンスが相関し、相関コンピューターの表示と管理に不必要な複雑さと負荷が増えることになります。

すべてのクラウド・プラグインのインストールには、サポートされるクラウド・プラットフォームに依存する特定の構成情報が必要ですが、さらに資格情報の入力が必要です。これにより、組み込みの SDK は対応するクラウド・プラットフォームの API を呼び出して、関連するクラウド・サービスにアクセスすることができます。すべてのクラウド・プラグインは資格情報ベースの検出を実行するため、仮想マシンを検出して関連データを取得できるかどうかは、クラウド・プラットフォーム側で資格情報を所有するユーザーに対して付与される権限に依存します。必要な権限の詳細については、「クラウド・プラグインのインストール」を参照してください。

注: 各クラウド・プラグインは、複数の資格情報セットをサポートしています。ただし、インストール時に指定できるセットは 1 つだけです。追加の資格情報セットは、後で BigFix WebUI を使用して追加できます。

AWS、Microsoft Azure および Google Cloud プラグインをインストールするときは、これらのプラグインがインターネット経由で HTTPS を使用して関連するクラウド・サービスにアクセスできることを確認する必要があります。

クラウド・プラグインは、次のデフォルト・パスにインストールされます。

Windows:

  • C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Plugin Portal\Plugins\Plugin_name

Windows 以外:

  • /opt/BESPluginPortal/Plugins/Plugin_name
  • /var/opt/BESPluginPortal/Plugins/Plugin_name