クラウド設定の理解

BigFix コンソールおよび WebUI は、BigFix エージェントによって管理されているか、クラウド・プラグインを介して プラグイン・ポータル によって管理されているか、またはその両方によって管理されているかに関係なく、オペレーターにクラウド・リソースの単一の表現を提供します。これにより、オペレーターはすべてのクラウド・インスタンスを完全に可視化して管理することができます。

BigFix 10 は、Amazon Web Services (AWS)、VMware、Microsoft Azure、および Google のクラウド・プラットフォームについて以下のユース・ケースをサポートしています。

  • BigFix のマスター・オペレーターは以下を実行することができます。
    • 安全かつコストを管理しながら環境を維持しながら、すべてのリソースの制御、実行中のリソースの監視ができます。
    • IT エンタープライズのサービスを確実に維持し、安全に管理できます。
    • クラウド・インスタンスを監視できます。
  • BigFix オペレーターは、クラウド・インスタンスの整理および管理ができ、そのインベントリーを管理できます。
  • ビジネスに不可欠なアプリケーションを実行するサーバーの所有者は、クラウド・インスタンスを円滑に機能させることができます。
  • コンテンツ作成者は、カスタム・コンテンツを作成することなく、分析を実行してクラウド・リソースとプロパティーを検査することができます。

マルチクラウド管理機能により、BigFix のコンソールおよび WebUI の両方を使用できます。

プラグイン・ポータルのデプロイメント・トポロジーに関しては、以下のオプションを使用できます。
  • ポータル・インスタンスは、BigFix ルート・サーバーからリモートでデプロイできます。これは、ポータルが管理している大規模なリモート・クラウド・インスタンスがある場合に便利な場合があります。
  • プラグイン・ポータルは、大量のレポートを生成することがあります。したがって、上位レベルのリレー・インフラストラクチャー (存在する場合) では、高帯域幅を提供する必要があります。例えば、プラグイン・ポータルが多数のデバイスを管理する場合、最上位リレー、偽のルート・リレー、またはルート・サーバー自体に対してプラグイン・ポータル・レポートを作成することをお勧めします。