- データベース作成ログと戻りコード
ログ・ファイルは、BigFix Inventory の初期構成中におけるデータベースの作成時に自動的に生成されます。ログ・ファイルには、データベースの作成または検証が失敗した理由を確認するのに役立つ戻りコードが含まれます。このファイルは /tmp ディレクトリー内にあり、タイム・スタンプのサフィックスが付加されます。例えば、次のようになります。/tmp/createdb_20131018-131841.
- サーバーのインストール・ログとアップグレード・ログ
インストール・プロセスとアップグレード・プロセスは同じインストーラーを使用して実行されるため、インストール・ログ・ファイルとアップグレード・ログ・ファイルは同じディレクトリーに格納されます。サーバーのインストール中またはアップグレード中に問題が発生した場合は、これらのログ・ファイルを参照して、発生したエラーに関する詳細情報を確認してください。
- サーバーのインストールおよびアンインストールにおける戻りコード
サーバーのインストールまたはアンインストールが失敗した場合、戻りコードを確認して、問題の理由および考えられる解決策を調べます。
- ソフトウェア・スキャンの戻りコード
ソフトウェア・スキャンが失敗した場合、スキャンが失敗した理由を示すエラー・コードが返されます。各コードによって示されるスキャン失敗の考えられる原因と問題の解決方法を確認してください。
- キャパシティー・スキャンの戻りコード
キャパシティー・スキャンが失敗した場合、スキャンが失敗した理由を示すエラー・コードが返されます。各コードによって示されるスキャン失敗の考えられる原因と問題の解決方法を確認してください。
- 仮想化ホストでのキャパシティー・スキャンの戻りコード
「仮想化ホストでのキャパシティー・スキャンの実行」タスクを使用して実行したキャパシティー・スキャンが失敗した場合、スキャンが失敗した理由を示すエラー・コードが返されます。このコードは、「仮想化ホストでのキャパシティー・スキャンの状況」分析の結果に表示されます。各コードによって示されるスキャン失敗の考えられる原因と問題の解決方法を確認してください。
- インポート・ログ
インポート・ログには、
BigFix サーバーから
BigFix Inventory へのデータのインポートに関する情報が記録されています。このログには、インポート・プロセスに関連するステップがリストされ、その状況が示されます。ログ・ファイル内の各アクションは、UTC タイム・ゾーンに従って報告されますが、ファイルにはサーバーのローカル・タイム・ゾーンに関する情報も表示されます。
インポート・ログには、重複する UUID (汎用固有 ID) についての警告も表示されます。
- サーバー・ログ・ファイル
サーバー・ログ・ファイル tema.log は installation_directory/wlp/usr/servers/server1/logs/ ディレクトリーにあります。このログ・ファイルには、サーバーに関連するすべてのアクションが保存されており、トラブルシューティングを行う際の主な情報源となります。ログ・ファイル内の各アクションは、UTC タイム・ゾーンに従って報告されますが、ファイルにはサーバーのローカル・タイム・ゾーンに関する情報も示されます。
- スキャナー・トレース設定の変更および分析
スキャナー・トレース設定を変更することで、診断データを収集して、問題を調査する際の助けとすることができます。
- Fixlet またはタスクに関連性がない理由のチェック
9.2.1 以降で利用できます。Fixlet またはタスクに特定のエンドポイントに対する関連性がない場合に、関連式のどの部分が一致しないのかをチェックする分析を作成できます。このようにして、Fixlet またはタスクをエンドポイントで実行できない正確な理由を特定し、問題をトラブルシューティングすることができます。
- 手動によるサーバーの削除
BigFix Inventory サーバーのアンインストールで問題が発生した場合、手動でサーバーを削除することができます。
- クライアント・インストール日の確認
ご使用の BigFix サーバーで、エンドポイントがサーバーに初めて接続した日付を有効にするプロパティーを作成できます。
- 「コアあたりの PVU」値の変更
9.2.3 から利用できます。プロセッサー・バリュー・ユニットの数は、PVU テーブルで指定された情報に基づいて、プロセッサー・コアごとに割り当てられます。環境内のプロセッサーに割り当てられる値が間違っていることがあります。そのような場合には、「コアあたりの PVU」値を手動で変更し、サブキャパシティー・ライセンスが正しく計算されるようにすることができます。間違った PVU 値が検出されたことによる問題が解決したら、「コアあたりの PVU」を PVU テーブルに指定されている値にリセットします。
- スキャナー・カタログの更新
スキャナー・カタログは、スキャナーがエンドポイント上のソフトウェアをディスカバーするために使用します。このカタログは、BigFix ソフトウェア・カタログがインポートされるたびに自動的に更新されます。この手順は、スキャナー・カタログの自動更新が失敗した場合にのみ使用します。
- BigFix クライアントの再インストール時またはスナップショットからの復帰時のバンドルの保持
BigFix クライアントを再インストールするか、スナップショットから復帰すると、次回に BigFix サーバーで登録するときに新しいデータ・ソース・コンピューター ID を受信します。古いデータ・ソース・コンピューター ID を持つ BigFix クライアントは、同じコンピューター ID でレポートしないため、非アクティブになります。その結果、BigFix コンソールに同じコンピューターの重複したエントリーが表示されます。また、影響を受けるコンピューターは、このコンピューターで検出されたソフトウェアのバンドル情報を失います。この状態を回避するには、ID を保持するコンピューターのほかに、いくつかのレジストリー・キー・データを保存します。
- 2 バイト言語のコード・ページ設定
BigFix Inventory はデータを変換するためにコード・ページを使用するため、環境によっては、2 バイト文字の破損が発生する可能性があります。韓国語、日本語、および中国語などの 2 バイト言語の場合は、文字破損を回避するようにコード・ページを設定してください。
- サポートへの問い合わせ
以下は英語のみの対応となります。HCL サポートでは、製品の問題点に関するサポートを提供します。