オファーの管理
オファーとは、1 つ以上の経路 (チャネル) を使って特定の人々のグループに送られる、マーケティング上の特定のコミュニケーションです。各オファーは、Campaign 管理者が定義するオファー・テンプレートに基づいています。
オンライン小売業者からの単純なオファーは、「4 月中にオンラインで購入される全品目の配送料が無料になる」という項目から成ることがあります。より複雑なオファーとしては、金融機関からのクレジット・カードに、対象となる顧客の信用格付けと地域に基づいて異なるアートワーク、初期の利率、有効期限を個人別に組み合わせて付帯するオファーが考えられます。
Campaign において、1 つ以上のキャンペーンに使用できるオファーを作成します。
オファーは、以下のように再使用可能です。
- さまざまなキャンペーンで再使用可能
- さまざまな時点で再使用可能
- さまざまな人のグループ (セル) に対して再使用可能
- オファーのパラメーター化されたフィールドを変化させた、異なる「バージョン」として
一般的なワークフローは次のとおりです。
- (オプション) 管理者がカスタム属性を定義します。
- 管理者がオファー・テンプレートを作成し (必須)、それらにカスタム属性を追加します (任意)。
- ユーザーがテンプレートに基づいてオファーを作成します。
- フローチャート設計者が、フローチャート内のコンタクト・プロセスを構成することにより、またはターゲット・セル・スプレッドシートに定義されたターゲット・セルにオファーを関連付けることにより、オファーを割り当てます。
- キャンペーンが実行されて、顧客に対するオファーが行われます。
実動モードで実行されたキャンペーンでオファーが使用された後には、そのオファーを削除できません。ただし、それを回収することはできます。回収済みのオファーは割り当てることができなくなり、回収された割り当て済みオファーは送信されなくなります。回収済みのオファーは、オファー階層でグレー表示されます。それらをレポート作成やレスポンス・トラッキングのために使用することは引き続き可能です。
注: オファーを処理するには、適切な権限が必要です。権限について詳しくは、「Campaign 管理者ガイド」を参照してください。