オファー属性

オファー属性は、オファーを定義する情報です。オファーの属性には、オファー名、説明、チャネルなどがあります。

あるタイプのオファーに固有の属性もあります。例えば、利率は、クレジット・カード・オファーの属性として使用できますが、配送料無料オファーの属性ではありません。

オファー属性には、以下の 3 つのタイプがあります。

• 基本: オファーを定義するために必要なフィールド。 オファー名、セキュリティー・ポリシー、固有のオファー・コード、説明、関連製品など。
• 標準:Campaign で提供され、オプションでオファーに含めることのできるオファー属性。例として、チャネル、開始日、終了日があります。
• カスタム: ユーザーの組織に合うように作成された属性。 部門、スポンサー、利率、SKU など。

管理者がオファー・テンプレートにオファー属性を定義する際に、各属性は静的属性かパラメーター化された属性として定義されます。同じオファー属性 (チャネルなど) は、あるオファー・テンプレートでは静的属性、別のオファー・テンプレートではパラメーター化された属性として定義できます。

• 静的属性: オファーの別のバージョンを作成しても値が変わらないオファー属性です。例えば、オファー・コード、オファー名、説明などです。
• 表示されない静的属性: 静的属性はオファー・テンプレートに含まれていますが、オファーの作成者に対して非表示となります。非表示の属性は、検索、トラッキング、およびレポート作成の対象となります。例えば、テンプレートにオファー・コスト (オファーを管理するための組織に対するコスト) が含まれる場合、管理のコストが $1.00 未満のすべてのオファーを検索できます。その情報は、パフォーマンス ROI 分析のレポートで使用できます。
• パラメーター化された属性: オファーの割り当て時に値を指定できるオファー属性。例えば、値を入力したり、事前定義ドロップダウン・リストからオプションを選択したり、データベース・フィールドを選択したりできます。オファー・テンプレートが定義されると、管理者は任意の標準またはカスタム・オファー属性をパラメーター化された属性としてセットアップできます。

オファー・テンプレートのパラメーター化された属性には、オファーの作成時または割り当て時にオーバーライド可能なデフォルト値が指定されています。例えば、クレジット・カード・オファーの初期利率を 5%、8%、および 12% の値でオファー・テンプレートにパラメーター化できます。テンプレートを使用してオファーを作成するとき、これらのいずれかの値をデフォルトの利率として選択できます。このオファーを後でフローチャートに使用してセルに割り当てるときは、フローチャート設計者は利率を別の値に変更できます。