オファーの作成

顧客または見込み顧客に伝えるマーケティング・メッセージを表すオファーを作成します。

始める前に

オファーを作成するには、その前に、管理者が 1 つ以上のオファー・テンプレートを作成すること、およびユーザーがそのテンプレートを使用する権限を取得することが必要です。フォルダー内にオファーを作成するには、そのフォルダーを管理しているセキュリティー・ポリシーで適切な権限を持っている必要があります。

このタスクについて

新規オファーを作成するのか、既存のオファーの新規バージョンを作成するのかは、オファー・テンプレートが管理者によってどのように定義されたかによって異なります。以下の状況では、新規オファーを作成する必要があります。

  • パラメーター化されていないオファー・フィールドを変更する場合。
  • 追跡用 (例えば、メーラーでの応答コードの事前印刷用) に新規オファー・コードが必要な場合

オファーを作成するには、以下の手順に従うか、または既存のオファーを複製してそれを編集することができます。

手順

  1. 「Campaign」>「オファー」を選択します。
  2. 「新規オファー」 をクリックします。
  3. 存在するオファー・テンプレートが 1 つのみの場合は、「新規オファー」ページが開きます。複数のオファー・テンプレートがある場合は、新規オファーのベースとするオファー・テンプレートを選択するためのプロンプトが出されます。
    注: グレー表示されたテンプレート名は回収済みのもので、オファーの作成には使用できません。
  4. 「続行」をクリックします。
  5. 「新規オファー」ページを使用して、オファーを定義します。表示されるフィールドは、使用されているテンプレートによって異なります。ただし、以下のフィールドは常に含まれます。

    オファー名

    オファー名には文字に関する特定の制限があります。IBM Campaign オブジェクト名の中の特殊文字を参照してください。

    セキュリティー・ポリシー

    管理者によって定義されたポリシー。

    説明

    オプションです。

    オファー・コード

    オファーは、企業が指定した形式に基づく、システム割り当ての固有のオファー・コードによって識別されます。オファー・コードをオーバーライドまたは再生成する場合、Campaign は新しいオファー・コードが一意であることを保証できません。一意ではないオファー・コードをレスポンス・トラッキング用に使用する場合、不正確な結果が生じることがあります。

    オファー・コードについて詳しくは、「Campaign 管理者ガイド」を参照してください。

    関連製品

    関連製品の機能によって、製品 ID がオファーと関連付けられます。オプションで、推定されるレスポンス・トラッキングのためにこのオファーと関連付ける製品をリストします。これらの製品 ID を使用して、イベント (例えば関連製品の購入など) がレスポンスとして考慮されるかどうかを判別できます。

    関連製品を定義するには、以下の 2 つの方法があります。

    • 「照会の編集」 鉛筆 を使用して、関連していると見なす製品 ID のリストを返す照会を作成する。
    • 「製品 ID をインポート」を使用して入力するか、ソース・ファイルの製品 ID のリストを貼り付ける。
    注: IBM Marketing Operations でオファー管理を行う場合、関連製品の機能は使用できません。

    パラメーター化された属性

    オプションで、値を選択してデフォルトを指定します。表示して変更することが可能な値は、使用中のオファー・テンプレートによって定義されます。

    パラメーター化された属性は、オファーの割り当て時に値を指定できるオファー属性です。「パラメーター化された属性」セクションには、事前定義値を選択したり独自のデフォルト値を入力したりするための、フィールド、ボタン、またはドロップダウンが含まれることがあります。「パラメーター化された属性」セクションを変更できるのは、オファー・テンプレートがパラメーター化された属性を定義している場合だけです。

    値のリストが使用可能で、それに値を追加することが許可されている場合は、属性の隣に「追加」ボタンが表示されます。例えば、値 25% を「値引き」オファー・リストに追加することができます。

    リスト項目を追加する場合、それらの追加内容は元のカスタム属性に保存されて、すべてのユーザーが使用できるようになります。変更内容を保存した後には、追加した項目を削除することはできません。管理者のみが、カスタム属性を変更することによってリストから項目を削除できます。

    リアルタイム対話でのオファー非表示

    オプションで、指定した条件に基づいてリアルタイムの対話でのこのオファーの提供を停止するかどうかを決めます。このセクションが表示されるのは、「このテンプレートから作成したオファーをリアルタイム対話で使用できます」が選択されたテンプレートを使用してオファーを定義している場合だけです。

    例えば、オファーを明示的に拒否した訪問者に対してオファーの提供を抑止したり、特定の回数オファーを提供した後の訪問者に対してオファーの提供を抑止したりすることができます。

    「リアルタイム対話でのオファー非表示」セクションの使用方法について詳しくは、「Interact ユーザー・ガイド」を参照してください。

  6. 「変更を保存」をクリックします。

次のタスク

オファーを使用するには、フローチャートまたはターゲット・セル・スプレッドシートで、それをセルに割り当てます。