処理
処理とは、特定の時点のセルとオファーのバージョンの固有の組み合わせのことです。これにより、非常に具体的な方法でレスポンスをトラッキングできるため、レスポンスのトラッキングに処理コードを使用することはベスト・プラクティスです。
処理は、オファーに関連付けられているコンタクト・プロセス (例えばコール・リストやメール・リスト) を使用してフローチャートを実行すると、自動的に作成されます。各処理は、システムで生成される処理コードによって一意的に識別され、この形式はオファーを作成する基になったオファー・テンプレートに指定されています。ユーザーは、処理コードをオーバーライドできません。
コンタクト・プロセスを実行する度に (テスト・モードは除く)、Campaign は、以下の詳細を記録します。
- コンタクト・プロセスで割り当てられるオファーのバージョン
- オファーが割り当てられているセル
- オファーのバージョン、セル、および日時のそれぞれの固有の組み合わせの処理コード
- コンタクト・プロセスの実行日
同じコンタクト・プロセスを (実稼働実行で) 2 回実行すると、それぞれが固有の処理コードを持つ 2 つの処理インスタンスが作成されます。これにより、正確なコンタクト・インスタンスに至るまで、非常に具体的な方法でレスポンスをトラッキングできます。例えば、2 月 15 日に実行するのと同じプロモーションを 1 月 15 日に実行できます。さらに、トラッキングに処理コードを使用する場合は、顧客が両方のプロモーションのターゲットになっているとしても、2 月 15 日のメール配信に応答した顧客を、1 月 15 日のメール配信に応答した顧客から処理コードによって区別することができます。
処理コードは、実行時にのみ生成され、事前印刷コード要件に適していないため、フローチャートの実行前は使用できません。ただし、トラッキングまたはオンデマンド印刷用に Campaign 生成済みフィールドとして出力すること可能です。