コンタクト履歴

IBM® Campaign は、コンタクト履歴を保守し、コンタクトに送信されたオファーに関する情報を記録します。オファー送信対象から意図的に除外される顧客を識別するために、コントロール・セルに関する履歴も記録されます。

「コンタクト履歴」という一般用語は、以下に関して Campaign が保守する情報を表します。

例えば、ターゲット顧客のリストは、キャンペーンのフローチャート内のコール・リストやメール・リストの出力として生成することができます。各ターゲット顧客は、1 つ以上のオファーに割り当てられているセルに属します。コール・リストまたはメール・リストのプロセスが実動モードで実行され、コンタクト履歴への記録が有効になっている場合、詳細は Campaign システム・データベース内の複数のテーブルに書き込まれます。

これらのテーブルを併せてコンタクト履歴が構成されます。コンタクト履歴では、フローチャートの実行時に各セル内の各 ID に指定された特定のオファー・バージョン (パラメーター化されたオファー属性の値を含む) が記録されます。また、コンタクト履歴は、いかなる通信も受信しないように抑制されているコントロール・セルのメンバーも記録します。コントロール・セルは検証制御 (つまりコンタクトなし制御) を示すため、コントロール・セルに属する顧客にはオファーが割り当てられず、それらの顧客はコンタクト・プロセス出力リストに含まれません。