コンタクト履歴およびレスポンス履歴の消去

コンタクト履歴とレスポンス履歴を消去すると、履歴レコードがシステム・テーブルから完全に削除されます。このデータはリカバリーできません。

始める前に

以下の手順は、コンタクト履歴およびレスポンス履歴を完全に削除します。後でリカバリーする必要が生じる可能性がある場合は、履歴を消去する前にシステム・テーブル・データベースをバックアップしてください。
注: キャンペーンを削除すると、履歴も完全に削除されます。この場合、続行するかどうか確認するプロンプトが出されます。続行すると、キャンペーン全体、およびすべてのコンタクト履歴とレスポンス履歴を含む内容がすべて削除されます。

このタスクについて

コンタクト履歴レコードまたはレスポンス履歴レコードを削除することが望ましい、以下のような状況があります。

  • 実稼働実行が誤って行われた場合。
  • 実稼働実行の後でキャンペーンのキャンセルを決定した場合。

関連するコンタクト履歴とレスポンス履歴のレコードをすべて削除するか、レスポンス履歴レコードのみを削除するかを選択できます。通常は、対応するレスポンスが記録されているコンタクト履歴は削除しないことが最善です。ただし、削除するというオプションもあります。

Campaign システム・テーブル間の参照整合性は常に保持されます。すべてのコンタクト履歴テーブルは同時に書き込まれ、コンタクト履歴のクリーンアップがすべてのコンタクト履歴テーブルで同時に行われます。例えば、処理テーブルのエントリーは、ベース・コンタクト履歴テーブルまたは詳細コンタクト履歴テーブルにそれらを参照するエントリーがある場合は削除できません。

コンタクト・プロセスのコンタクト履歴とレスポンス履歴 (一方または両方) を完全に削除するには、以下の手順に従います。

手順

  1. 「編集」モードのフローチャートで、履歴を完全に削除するコンタクト・プロセスをダブルクリックします。
  2. プロセス構成ダイアログで、「ログ」タブをクリックします。コンタクト・トランザクションのログを構成するためのウィンドウが表示されます。
  3. 「履歴の消去」をクリックします。

    コンタクト履歴エントリーが存在しない場合は、消去するエントリーがないことを示すメッセージが表示されます。

  4. コンタクト履歴が存在する場合、削除するエントリーを指定します。
    • すべてのエントリー
    • 選択した日付範囲内のすべてのエントリー
    • 実行日時によって識別される特定のフローチャート実行
  5. 「OK」をクリックします。

    選択したエントリーに対応するレスポンス履歴レコードが存在しない場合、確認メッセージが表示されます。

  6. 選択したいずれかのエントリーに対応するレスポンス履歴レコードが存在する場合、「履歴の消去オプション」ダイアログを使用してオプションを選択します。
    • 関連するすべてのコンタクト履歴およびレスポンス履歴のレコードを消去する: 指定したエントリーに対応するコンタクト履歴およびレスポンス履歴の両方を消去します。
    • 関連するレスポンス履歴のレコードのみを消去する: 指定したエントリーに対応するコンタクト履歴およびレスポンス履歴の両方を消去します。コンタクト履歴レコードは保持されます。
    • キャンセル: コンタクト履歴またはレスポンス履歴のいずれのレコードも消去されません。