コンタクト履歴への書き込みの無効化

実稼働実行でコンタクト履歴テーブルを更新しないようにする場合、コール・リスト・プロセスまたはメール・リスト・プロセスでログを記録しないように構成できます。ただし、ベスト・プラクティスは、コンタクト履歴のログ記録を無効にすることです。

このタスクについて

テスト実行ではコンタクト履歴テーブルにデータを設定しないので、コンタクト履歴に書き込まずにコンタクト・プロセスを実行する場合は、テスト実行を行うことができます。

コンタクト履歴が更新されるのは、フローチャートのコンタクト・プロセスが、コンタクト・ログ・オプションを有効にした実動モードで実行された場合のみです。コンタクト・プロセスでコンタクト履歴に書き込まないようにする場合、実動実行中にログ機能を無効にするようプロセスを構成できます。

重要: ベスト・プラクティスは、コンタクト履歴のログ記録を無効にすることです。実動モードでキャンペーンを実行し、コンタクト履歴にログを記録しない場合、基礎にある何らかのデータに変更があった場合、後日コンタクト履歴を正確に再生成することはできません。

手順

  1. コンタクト履歴のログを無効にするコンタクト・プロセス (コール・リストまたはメール・リスト) をダブルクリックします。
  2. 「ログ」タブをクリックします。
  3. コンタクトのトランザクションのログを構成するウィンドウで、「コンタクト履歴テーブルに記録」および「任意の保存先に記録」チェック・ボックスをクリアします。
    注: 「コンタクト履歴テーブルに記録」オプションを変更するには、「OverrideLogToHistory」構成設定を true に設定し、適切な権限を持っている必要があります。
  4. オプションで、「詳細オプション」をクリックして「コンタクト履歴ログ・オプション」にアクセスし、「処理の作成のみ」を選択します。このオプションは、処理テーブルで新しい処理を生成しますが、コンタクト履歴は更新しません。
  5. 「OK」をクリックします。

タスクの結果

コンタクト・プロセスを実行するときに、コンタクト履歴テーブルにも代替のログ保存先にもエントリーは書き込まれません。
注: これは、eMessageInteract がデータを Campaign 履歴テーブルにロードする方法に影響を与えません。これらの製品は独自の ETL プロセスを使用して、Campaign コンタクト履歴テーブルおよびレスポンス履歴テーブルへのデータの抽出、変換、ロードを行います。