レプリカでスペースを節約する

複製履歴が存在する (消去されていない) 場合は、変更または作成された日時に基づいて文書をローカルレプリカから削除できます。古い文書を削除すると、大きなアプリケーションのローカルレプリカを大幅に縮小できます。文書はほかのレプリカからは削除されないため、後で設定を変更して、削除した文書をローカルレプリカに復元することもできます。

また、指定した切り離し日以降に変更されていない文書の複製をスキップすることもできます。切り離し日を設定すると、Notes® ですべての文書を処理する必要がなくなるため、複製にかかる時間が短縮されます。

アプリケーションから文書を削除すると、Notes® でその文書を識別する削除レコードが保存されます。そのため、Notes® で元のアプリケーションから文書が削除されても、その文書を他のレプリカに複製できます。デフォルトのパージ期間は、30 日です。アプリケーションから削除された文書を受信できるようにするには、各パージ期間内に最低 1 回は (例えば、30 日ごとに) 複製を行います。

アプリケーションを開くたびに、Notes® でアプリケーションのパージ期間を過ぎた削除レコードが削除されます。アプリケーションのパージ期間は、[指定日数間に変更がない文書を削除する] で指定した日数の 3 分の 1 です。例えば、この日数が 60 日と指定されている場合、パージ期間は 20 日です。削除レコードを削除すると、削除された文書が使用していたディスクスペースが解放されます。

Notes® でパージ期間を過ぎた文書がレプリカから削除されるときに、Notes® でその文書の削除レコードは作成されません。

メール、ディスカッション、チームルームなどの特定のアプリケーションでは、レプリカに含める情報を設計済みのフォームを使用して選択できます。フォームを完成させると、Notes® で条件が式に変換され、選択したレプリカの内容を制限するために使用されます。

選択したフォルダやビューの文書のみがレプリカで受信されるように制限できます。フォルダやビューはレプリカからは削除されません。フォルダやビューの文書のみが除外されます。