リストア結果の検証

BigFix サーバーがリストアされたことを確認します。

実行する手順

  1. すべてのサービスが開始されていることを確認します。Windows プラットフォームでは、BigFix 診断ツールを使用できます。
  2. BigFix コンソールにログインして、ログインが機能し、データベース情報がリストアされたことを確認します。ログインが失敗した場合は、https://hclpnpsupport.hcltech.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB0023746 を参照してください。
  3. SQL Server Management Studio を使用して BFEnterprise データベースに接続し、DBINFO テーブルと REPLICATION_SERVERS テーブルを調べます。現在の値と、サーバー・バックアップ手順の実行時にメモした値を比較します。
  4. 新しい BigFix サーバーがデータベースに接続できることを確認します。データベースへの接続時に、すべてのサーバー・ログを調べてエラー・メッセージがないか確認します。

    データベース認証方式 (Windows と SQL) によっては、BigFix サーバー・サービス (ルート・サーバー、GatherDB、FillDB、Web レポート) で利用されているドメインやサービスのアカウントを変更して、古い BigFix サーバーで以前に利用されていたアカウントと一致させる必要がある場合があります。

  5. 適切な BigFix サーバー設定を再構成します。
  6. マストヘッド内で DNS 名やエイリアスを利用する場合、DNS 名の DNS スイッチを実行すると、エイリアスが新しい BigFix サーバーを指すようになります。DNS スイッチが伝達されるまで待ちます (DNS サービスやインフラストラクチャーによっては時間がかかる場合があります)。
  7. サーバーが使用可能になったら BigFix クライアントと BigFix リレーがサーバーに接続し、サーバーにデータをレポートすることを確認します。すべてのエージェント・レポートを含む完全リカバリーには、(適用環境のサイズとサーバーが使用できなかった期間によって) 数分から長時間かかる場合があります。少なくともいくつかのエージェントは、1 時間以内に更新済み情報をレポートします。
  8. いくつかのエージェントがサーバーにレポートしていることを確認したら、「ツール」>「カスタム・アクションの実行」を使用して、すべてのコンピューターに空白のアクションを送信します。空白のアクションはエージェント・コンピューターに何も変更を加えませんが、エージェントは空白のアクションを受け取ったことをレポートします。
  9. 最後のバックアップからデータをリストアした後、BigFix サーバーは以前の状態で再始動することにより、サーバーのメールボックスと各リレーのメールボックスの内容にずれが生じる可能性があります。この場合、BigFix サーバーは、要求の処理を続けてきたリレーと再同期させる必要があります。再同期しない場合、リレーはサーバーの要求を無視するおそれがあります。メールボックスの設定を変更するには、『How to realign mailboxes after restoring a BigFix database backup』を参照してください。
  10. Web レポートにログインして、データがリストアされたことを確認します。
    注: Web レポート構成にリモート・データ・ソースが定義されている場合は、Web レポートの「管理」>「データ・ソース設定」>「編集」ページでデータ・ソース資格情報を再入力して初めて、Web レポートがデータ・ソースに接続します。