コンテンツ・サイトのサブスクライブ

サイトは、ユーザー本人、HCL、またはベンダーが内部的に作成した Fixlet、タスク、分析のコレクションです。サイトをサブスクライブし、最新バッチをダウンロードするためのスケジュールに同意します。

新規のサイト・サブスクリプションを追加するには、ベンダーまたは HCL からマストヘッド・ファイルを取得します。また、ライセンス・ダッシュボードを使用してサイトをサブスクライブすることもできます。

サイトは通常、セキュリティーや、ソフトウェアまたはハードウェアの特定部分の保守など、単一のトピック専用になっています。ただし、一部のサイトには共通する特徴が存在する場合があり、そうしたサイトはドメインにグループ化されます。ドメインには、さまざまなコンソール・マネージャーの標準的なジョブ・タスク・セットが存在する場合があります。例えば、一般的な操作環境のパッチ適用と保守を行うユーザーは、パッチ管理ドメインにバンドルされている、各種オペレーティング・システムのすべてのサポート・サイトとパッチ・サイトにアクセスすることができます。

独自のカスタム・サイトをセットアップし、独自のネットワーク用に特別に開発した Fixlet を、そのサイトに配置することもできます。そうすれば、他のオペレーターとの間で最新の社内パッチを送受信でき、適切な場所や部門にそれらのパッチをすばやく適用できます。

インストール時に、プログラムは、特定の管理サイトおよびメンテナンス・サイトをサブスクライブするように自動的にセットアップされます。ご使用のライセンスの条件に応じて、その他のサイトへのサブスクリプションも備わっている場合があります。つまり、それらのサイトから企業内にコンテンツが自動的に流れ込み、BigFix クライアントを実行しているすべてのコンピューターで、それらのコンテンツの関連度が評価されます。次に、それらのサイトは適切なドメインに自動的に登録され、コンテンツを機能セクションに分割するための簡単な方法が提供されます。

マストヘッドを使用したサブスクライブ

マストヘッド・ファイルを使用してサイトをサブスクライブするには、以下の手順に従ってください。
  1. 適切なサイトを検出します。サイトを検出することと、サイトのマストヘッド・ファイル (拡張子は .efxm) を検出することは同等です。これを行うためには、以下のいくつかの方法があります。
    Fixlet サイト:
    HCL は、新しいサイトが使用可能になると、そのサイトへのリンクをリスト形式で通知します。
    Fixlet サブスクリプション:
    Fixlet メッセージにより、サブスクリプションが提供される場合があります。Fixlet アクションをクリックして、サブスクリプションを開始します。
    マストヘッドのダウンロード:
    ベンダーの Web サイトからマストヘッド・ファイルをダウンロードすることでもサイトをサブスクライブできます。マストヘッドをコンピューターに保存したら、以下のいずれかの方法でそのマストヘッドをアクティブにすることができます。
    • マストヘッドをダブルクリックする、または
    • 「ツール」メニューの「外部サイト・マストヘッドの追加」を選択し、マストヘッドが含まれるフォルダーを参照し、「開く」をクリックします。
  2. プライベート・キーのパスワードを入力するよう要求するプロンプトが出されます。パスワードを入力して、「OK」をクリックします。
マストヘッドはすべてのクライアントに伝達され、それらのクライアントは、新しいサイトからの Fixlet の評価を直ちに開始します。

ライセンス・ダッシュボードを使用したサブスクライブ

ドメイン・パネルの BigFix 管理のライセンス・ダッシュボードを使用して、Fixlet サイトをサブスクライブすることもできます。
  1. 「BigFix 管理」ドメインを開き、上部までスクロールして関連付けられたダッシュボードを表示します。
  2. 「ライセンス・ダッシュボード (Licensing Dashboard)」からサブスクライブするサイトを選択します。