FillDB バッファー・ディレクトリーのサイズの増加

FillDB バッファー・ディレクトリーは、クライアントからのレポートがデータベースに保管される前に、それらを一時的に保管します。

デフォルトでは、ディレクトリーがいっぱいになるのは、含まれるファイルの合計が 3MB を超える場合、または含まれるファイルが 10,000 個を超える場合です。その結果、情報が BigFix サーバーに迅速に送信されず、深刻な問題となる可能性があります。

以下の手順を実行して、FillDB バッファー・ディレクトリーと、保持ファイルの最大数を構成することができます。

Windows システムの場合:
  1. 以下のキーをレジストリー・パスに追加します。HKLM\Software\Wow6432Node\BigFix\Enterprise Server\PostResults:
    BufferDirectoryMaxSize
    FillDB バッファー・ディレクトリーの最大サイズをバイト単位で定義します。デフォルト値は 3MB です。
    注: HCL サポートからの具体的な指示がない限り、この値を 20MB よりも大きくしないでください。
    BufferDirectoryMaxCount
    FillDB バッファー・ディレクトリーに許可されるファイルの最大数を定義します。デフォルト値は 10,000 です。
  2. FillDB サービスを再始動します。
注: Windows システムの場合、これらのキーを BigFix サーバーではなく、BigFix リレーに追加すると、キーを追加するレジストリー・パスは HKLM\Software\BigFix\Enterprise Server\PostResults になります。
Linux システムの場合:
  1. 以下の行を /var/opt/BESServer/besserver.config ファイルに追加します。
    [Software\BigFix\Enterprise Server\PostResults]
    BufferDirectoryMaxSize = <SIZE_IN_BYTES>
    
    [Software\BigFix\Enterprise Server\PostResults]
    BufferDirectoryMaxCount = <MAX_NUMBER_OF_FILES>
    各部の意味は以下のとおりです。
    BufferDirectoryMaxSize
    FillDB バッファー・ディレクトリーの最大サイズをバイト単位で定義します。デフォルト値は 3MB です。
    BufferDirectoryMaxCount
    FillDB バッファー・ディレクトリーに許可されるファイルの最大数を定義します。デフォルト値は 10,000 です。
  2. FillDB サービスを再始動します。