ダウンロードしたファイルの転送

メインの BigFix サーバーに Fixlet を適用するには、インターネットからダウンロードしたパッチやその他のファイルが必要になります。エアー・ギャップ・ツールは、サイト・コンテンツを収集するために抽出使用で使用したり、ファイルをダウンロードするために非抽出使用で使用したりすることができます (非抽出使用で生成される AirgapResponse ファイルを無視できます)。

あるいは、BES Download Cacher ユーティリティーを使用できます。このユーティリティーは以下を行う際に役立ちます。
  • ファイルをダウンロードし、メインの BigFix サーバーに転送する。
  • Fixlet サイトのパッチ・コンテンツのダウンロード、または URL からの単一ファイル・ダウンロードを行う。
現在のユーティリティーは http://software.bigfix.com/download/bes/util/BESDownloadCacher.exe からダウンロードできます。使用可能なオプションのリストを表示するには、BESDownloadCacher.exe /? を実行します。BES Download Cacher ユーティリティーを実行するシステムに BigFix サーバーまたは BigFix リレーがインストールされている場合は、ユーティリティーが関連するローカルの BES 設定を検出してデフォルトとして再使用するため、-x ユーティリティー・パラメーターはオプションとなります。

一部のサイトでは、アクセスを制限しているパッチ・ベンダーからコンテンツをダウンロードするための追加ステップが必要になります。追加情報については、以下のリンクをクリックして、それぞれのナレッジ文書を参照してください。これらの文書には、SolarisRed HatSuSE 、および AIX の場合に、ツールを使用してパッチを手動でダウンロードする方法が記載されています。

こうしたサイトでは、3 ステップのプロセスが必要になります。

  1. BESAirgapTool.exe を実行して、各サイトの Fixlet とタスクをダウンロードします。
  2. BES Download Cacher ユーティリティーを実行して、BigFix からサイト用のツールをダウンロードします。
  3. 各ベンダーのダウンロード・ツールを実行して、パッチ・コンテンツをダウンロードします。