要件

エアー・ギャップ環境 (パブリック・インターネットや非セキュア・ローカル・エリア・ネットワークなどのセキュアではないネットワークからセキュアなネットワークが物理的に分離され、エアー・ギャップの反対側にあるコンピューター同士は通信できない環境) に BigFix サーバーがインストールされている場合、エアー・ギャップ・ツールを使用して Fixlet サイト・コンテンツをダウンロードし、Fixlet アクション・スクリプトで参照されているファイルをダウンロードするには、パブリック・インターネットにアクセスできるワークステーションが必要です。

このワークステーションは、BigFix サーバーにすることも、BigFix リレーにすることもできません。

エアー・ギャップ・ツールはプラットフォーム依存ですが、AirgapRequest.xml ファイル (抽出使用のみ) および AirgapResponse ファイルはそうではありません。パブリック・インターネットにアクセスできるワークステーションで、さまざまなオペレーティング・システムを BigFix サーバーに使用できます。

収集されるサイトによっては、AirgapResponse ファイルのサイズが 4 GB を超える可能性があります。ワークステーションには、エアー・ギャップ・ツール、AirgapResponse ファイル、およびダウンロードするファイルを保存するのに十分な空きディスク・スペースが必要です。

Windows コンピューターでエアー・ギャップ・ツールを実行するには、以下のライブラリーおよびファイルがインストールされている必要があります。
BESAirgapTool.exe
libBEScrypto.dll
libBEScryptoFIPS.dll
msvcm90.dll
msvcp90.dll
msvcr90.dll
Microsoft.VC90.CRT.manifest
ca-bundle.crt
上記のすべてのファイルは、Utilities ページから圧縮ファイル (Airgap Tool) をダウンロードすることで入手できます。
Linux コンピューターでエアー・ギャップ・ツールを実行するには、以下のファイルがインストールされている必要があります。
Airgap
Airgap.sh
libBEScrypto.so
libBEScryptoFIPS.so
ca-bundle.crt

パブリック・インターネットにアクセスできる Linux コンピューターに DB2 がインストールされていない場合、エアー・ギャップ・ツールを実行するには、db2setup コマンドを使用して HCL Data Server Client または HCL Data Server Runtime Client をインストールしておく必要があります。DB2 インスタンスはユーザー db2inst1 で作成される必要があります。