未加工 SQL 照会の作成

フローチャートで選択プロセス、セグメント・プロセス、または抽出プロセスを構成するときには、照会を使用して、データベースやフラット・ファイルのコンタクトを識別できます。選択プロセス、セグメント・プロセス、および抽出プロセスには、照会の作成に役立つ照会ビルダーがあります。また、経験の豊富な SQL ユーザーは、独自の SQL 照会を記述したり、他のアプリケーションから SQL 照会をコピー・アンド・ペーストしたりすることができます。未加工 SQL を記述することは、高度な操作です。正しい構文と照会結果に対して責任はユーザーにあります。

手順

  1. 選択プロセス、セグメント・プロセス、または抽出プロセスの構成を開始します。
  2. 選択プロセスの場合、
    1. 「条件を指定して <オーディエンス ID> を選択」を選択します。
    2. 式ボックスの下のボタンの表示が「ポイント & クリック」になっている必要があります。そうなっていない場合、「テキスト・ビルダー」ボタンをクリックすると、ラベルが「ポイント & クリック」に変わります。
    3. 詳細」をクリックします。
    4. 「拡張設定」ダイアログで、「未加工 SQL を利用してレコード選択」にチェック・マークを付けます。このオプションは、選択基準を指定する際に、テキスト・ビルダーで未加工 SQL の使用を可能にします。このオプションを選択しない場合は、IBM® Marketing Software の式とカスタム・マクロだけを使用できます。
    5. 「データベース」リストを使用して、照会するデータ・ソースを選択します。「オーディエンス・レベル」リストから対象オーディエンスを選択します。
    6. 「選択」プロセスの前または後に SQL コマンドを実行する場合は、「前処理」または「後処理」領域に未加工 SQL を指定できます。前処理または後処理の SQL ステートメントの指定を参照してください。
    7. 「OK」をクリックして、「拡張設定」ダイアログを閉じます。
    8. 式領域に未加工 SQL を入力します。「式ヘルパー」を使用すると、SQL の構築に役立ちます。式ヘルパーで「SQL」にチェック・マークを付けて、演算子と関数のリストに、SQL 固有のオプションだけが表示されるようにします。
  3. セグメント・プロセスの場合は、以下のようにします。
    1. セグメント・タブで「照会で作成」を選択します。
    2. 「新規セグメント」をクリックしてセグメントを作成するか、既存のセグメントをリストから選択して「編集」をクリックします。
    3. 「新規セグメント」または「セグメントの編集」ダイアログで、「条件を指定して <オーディエンス> ID を選択」を選択し、「テキスト・ビルダー」をクリックして「拡張」をクリックします。
    4. 「拡張設定」ダイアログで、「未加工 SQL を使用する」にチェック・マークを付けてから、データベースを選択して、「OK」をクリックします。
    5. 式領域に未加工 SQL を入力します。オプションで、「式ヘルパー」を使用すると、SQL の構築に役立ちます。式ヘルパーで「SQL」にチェック・マークを付けて、演算子と関数のリストに、SQL 固有のオプションだけが表示されるようにします。
  4. 抽出プロセスの場合、
    1. 「条件を指定して <オーディエンス ID> を選択」を選択します。
    2. 式ボックスの下のボタンの表示が「ポイント & クリック」になっている必要があります。そうなっていない場合、「テキスト・ビルダー」ボタンをクリックすると、ラベルが「ポイント & クリック」に変わります。
    3. 式領域に未加工 SQL を入力します。「式ヘルパー」を使用すると、SQL の構築に役立ちます。式ヘルパーで「SQL」にチェック・マークを付けて、演算子と関数のリストに、SQL 固有のオプションだけが表示されるようにします。
  5. キャンペーン生成フィールドと同じ名前を持つテーブル・フィールドが照会に含まれている場合は、フィールド名を修飾する必要があることに注意してください。以下の構文を使用します。<table_name>.<field_name>