Hive 照会言語の適合性
IBM® Campaign を Hive ベースのビッグデータ・ソースと統合する場合は、以下の指針が適用されます。
Apache Hive には、HiveQL (または HQL) という独自の照会言語があります。HiveQL は SQL に基づいていますが、SQL-92 の規格全体に厳密に準拠しているわけではありません。HiveQL には、SQL にはない拡張機能が用意されています。例えば、複数テーブルの挿入や select でのテーブルの作成などです。一方、索引については基本的なサポートしかありません。また、HiveQL にはトランザクションやマテリアライズ・ビューのサポートがなく、副照会のサポートも限られています。
そのため、Campaign で Hive ベースのビッグデータ・ソースを使用する場合に以下の指針が適用されます。
- SQL は HiveQL に準拠していなければなりません。
- IBM Campaign で使用するために未加工の SQL 照会を作成する場合は、Hive でその照会が正しく動作することを確認してください。
- 未加工の SQL 照会で複数の SQL ステートメントを使用する機能はサポートされていません。
- 前処理や後処理のために、IBM Campaign のプロセス・ボックス、カスタム・マクロ、または派生フィールドで未加工の SQL を使用する場合は、Hive に合わせて既存の照会を変更しなければならない可能性があります。