HCL Sametime 11.0 の新機能
このセクションでは、HCL Sametime® 11.0 の新機能について説明します。
常設チャットとマルチデバイス・サポート
Sametime ®11 はユーザーの想定に基づいて機能する、シンプルで直感的な常設チャット・エクスペリエンスを提供します。チャットは、デスクトップ、Web、モバイル・デバイス間でシームレスに継続されます。チャット履歴は、任意のデバイスから確認できます。複数のデバイスにログオンすると、チャットはすべてのデバイスで同期されます。
最新の概観
Sametime 11 は、新しいカラー・スキームと設計を採用したよりクリーンで最新化されたユーザーインターフェースと、シンプルでユーザー指向の外観を備えています。
64 ビット・コミュニティー・サーバー
Sametime 11 は Windows と Linux の両方に 64 ビット・コミュニティー・サーバーを提供し、HCL Domino® 11 を完全にサポートします。OpenJDK もサポートされます。
プロキシ・サーバーの簡易インストール
Sametime 11 には Sametime プロキシ・サーバー用にシンプルかつ高速で軽量なインストーラーも含まれるようになりました。インストーラーは HCL Sametime プロキシ・サーバーの実行とインストールに必要なものがすべて含まれている単一の .zip ファイルです。DB2、WebSphere、System Console は不要です。インストールに必要な操作は、単一の zip ファイルのダウンロード、目的のディレクトリーへの解凍、インストール・スクリプトの実行によるサーバーの構成とその起動のみです。
Sametime プロキシ・サーバーのインストールは Tomcat にバンドルされ、配置が簡素化されるようになりました。
クリックしてミーティングを開始機能
「クリックしてミーティングを開始」により、サード・パーティーの会議アプリケーションを使用してチャットの会話からミーティングを開始できます。[ミーティングを開始して招待を送信] オプションがチャットの会話ウィンドウにボタンとして表示されます。このボタンをクリックすると、外部のミーティング・プロバイダーを指定するよう求めるポップアップ・ウィンドウが表示されます。[ミーティング URL] テキスト・ボックスにミーティング・プロバイダーのリンクを入力するだけで、「クリックしてミーティングを開始」が有効になります。
新しい Web チャット・クライアントの最新の外観と機能
- スタイルとユーザー・エクスペリエンスが改善されました。
- 「クリックしてミーティングを開始」機能は Web チャット・クライアントに統合されており、複数のデバイスにわたり常設チャットをサポートします。
- 追加機能には、ファイル転送の有効化、オンライン・ユーザーとのイメージ共有が含まれます。