Sametime クライアント

HCL Sametime 11 デプロイメントでは、以下の Sametime クライアント・タイプがサポートされます。

HCL Sametime コミュニティー 11.6

  • スタンドアロン・リッチ・クライアント
  • HCL® Notes の組み込みリッチ・クライアント

HCL Sametime プロキシ―

  • ブラウザー・ベースのクライアント
  • HCL Verse、HCL iNotes、HCL Connections、HCL Digital Experience の組み込みクライアント
  • iOS と Android 用のモバイル・クライアント

HCL® Sametime® Connect Client または Sametime 組み込み型クライアントをユーザーにデプロイする前に、以下の考慮事項を確認してください。

Sametime Connect Client または組み込み型クライアントは、ユーザーのワークステーションに、そのコンピューターの管理者権限がある者がインストールする必要があります。クライアントをインストールする前に、以下の点を確認してください。

  • インターネットパスワードが必要

    シングル・サインオンが構成されていない場合、Sametime Connect Client または組み込み型クライアントにログオンするには、インターネット・パスワードが必要です。各ユーザーは、インターネットパスワードを Domino® ディレクトリのユーザー文書に入力するか、LDAP ディレクトリに格納する必要があります。必要に応じて、ユーザーにインターネットパスワードを通知してください。

  • パスワード文字の制限

    英語以外の文字に加えて、以下の文字も IBM Sametime で使用するパスワードに含めることはできません。

    : \ } ’ " &

  • IPv6 アドレッシング

    Sametime デプロイメントで IPv6 プロトコルをサポートするには、Sametime クライアントを 9 以降にアップグレードして、IPv6 アドレスを使用する Sametime サーバーと通信できるようにする必要があります。

    IPv6 アドレッシングのみをサポートする場合、旧バージョンのクライアントでは、エラーメッセージは生成されませんが、IPv6 対応のサーバーと通信できないため、故障したように見えます。

    IPv4 アドレッシングと IPv6 アドレッシングを両方サポートすると、すべての Sametime クライアントが IPv6 対応サーバーと通信できます。ただし、IPv4 形式アドレスと IPv6 形式アドレスの両方を listen するようサーバーを構成する必要があります。