リソースバランシングを実行するためにデータベースとサーバーの場所を指定する

[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスで、アクティビティデータを検索するデータベースとサーバー、およびキャッシュデータの使用の有無を指定します。Activity Trends データは 1 日ごとにしか変わらないため、ネットワークが遅い場合に読み込みを行わなくても良いように、データをキャッシュしてシステムのパフォーマンスを向上させることを強く推奨します。サーバーのデータを最初に読み込んだときデータはキャッシュされ、利用できるようになります。たとえば、サーバーのアクティビティデータを読み込んだ後に削除し、その後で同じサーバーを追加するとメモリ内のデータが使用されます。

このタスクについて

[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスは、Activity Trends メニューから開くか、[サーバープロファイルオプション] ボタンをクリックします。

手順

  1. Domino® Administrator で [サーバー] > [パフォーマンス] タブをクリックします。
  2. [Activity Trends] > [リソースバランシング] ビューを選択します。
  3. [リソースバランシング] > [オプション] を選択し、[サーバープロファイルオプション] ダイアログボックスを開きます。
  4. [一般] をクリックします。
  5. [Activity データ検索ロケーション] で、次のいずれかまたは両方を選択します。
    • [ローカル Activity データベースを検索] - Activity Trends が有効になっているサーバーで Activity データベース (ACTIVITY.NSF) を探します。
    • [Activity データのプロキシサーバーを検索] - 別のサーバーからコピーまたは複製されたアクティビティデータがあるサーバーを使用します。プロキシデータが存在するサーバー名を入力します。Activity Trends Collector プロキシデータオプションは、Domino® ディレクトリのサーバー設定文書で設定します。
  6. [Activity Trends データキャッシュ][データキャッシュの有効化] フィールドで、次のいずれかを実行します。
    • [はい] (デフォルト) - Activity Trends データをキャッシュします。データがキャッシュされ、サーバーのデータが既に取得されている場合 (どのサーバーリストにもサーバーが表示されない場合でも)、キャッシュデータが使用されます。
    • [はい] のチェックをオフにする - 新しいサーバーが追加されるたびに Activity Trends データを収集します。削除されたサーバーのデータは直ちに破棄され、新しいデータが取得されます。
  7. [キャッシュ有効期限のタイムアウト] フィールドには、サーバーのデータが最初に取得されてからデータのキャッシュを維持しておく時間を分単位で入力します。デフォルトは 360 分です。
  8. 場所のデフォルトを選択するために、次のいずれかを選択します。これらのデフォルトは、現在のタブにある項目にのみ適用されます。
    • [デフォルトを使用] -- 以前保存したカスタムデフォルトに戻します。
    • [保存] -- システムのデフォルトに優先するカスタムのデフォルトセットを保存します。
    • [リセット] -- システムのデフォルトに戻します。