ChangeTo コマンド

Server.Load スクリプトで使用し、テストに使用する現在のデータベースを設定します。

データベースのフルネーム (リモートデータベースの場合は server!!file) を指定するか、メールデータベースを開く場合はキーワードの MAIL を指定します。

後のステートメントは指定したデータベースに対して実行されます。データベースがないときは、テンプレート [database template name] を使用して新規に作成されます。keepopen オプション (文字列 -keepopen) が指定されている場合、データベースが既に開いている場合は、データベースが閉じられて再度開かれることはありません。

構文

ChangeTo [database name] [database template name] [-keepopen]

各部の意味は以下のとおりです。

  • [database name] -- データベースのフルネーム
  • [database template name] -- テンプレートデータベースのファイル名
  • [-keepopen] -- データベースを開いたままにする
注: アスタリスク (**) で囲まれたテキストはコメントを示します。

例 1

この例では、changeto を使用して、ローカルデータベースを作成します。

**ジャーナルテンプレート (journal.ntf) を使用してローカルファイルを作成します**

**NOTES.INI には、設定 templateversion=4 を含める必要があります**

changeto journal.nsf journal[templateversion].ntf -KeepOpen
pause 5000

**ビューに 10 個の文書を埋め込みます**

populate 10
pause 5000

**ビューの集合を開きます**

open

**ビューの索引を更新します**

index
pause 5000

**ビューの集合を閉じます**

close

例 2

この例では、changeto を使用して、サーバー上に複数のデータベースを作成します。この例で、[#] はスレッド番号に置き換えます。

** (journal.ntf) を使用してメールサーバーにデータベースを作成します**

**NOTES.INI には、設定 templateversion=4 が含まれます**

**スレッド数に基づいて、複数のデータベースを作成します**

**テストデータベースはすべてジャーナルディレクトリに保存されます**

changeto [MailServer]!!journals\journal[#].nsf journal[templateversion].ntf -KeepOpen
pause 5000

**ビューに 10 個のドキュメントを埋め込みます**

populate 10
pause 5000
open

**ビューの索引を更新します**

index
pause 5000

**ビューの集合を閉じます**

close

例 3

メールファイルを作成して初期化します。

注: スクリプト変数 [NumMailNotesPerUser] を使用します。

**メールファイルを作成、初期化するスクリプト**

changeto [MailServer]!!mail\mail[#].nsf mail60.ntf

**メールデータベースに十分な数の文書があるか確認します**

populate [NumMailNotesPerUser] $Inbox

**現在のビューを開きます**

open

**現在のビューを閉じます**

close
drop