Domino® サーバーと Notes® クライアントを準備する

以下の手順を実行して、Domino® サーバーと Notes® クライアントをインストールまたはアップグレードし、ウィジェットカタログを作成し、ユーザーのウィジェットポリシーまたはプリファレンス設定を指定します。

このタスクについて

以下のように、Notes® クライアントのプラグインデプロイメント環境を準備します。

手順

  1. Domino® サーバーをインストールまたはアップグレードします。

    このサーバーにはウィジェットカタログアプリケーションと NSF ベースの更新サイトを収容します。また、新しいウィジェットポリシー設定を使用して、ユーザーのデスクトップポリシーを設定するのにも使用できます。

    この例で、Domino® サーバーの名前は WidgetCatalogServer.abx.com です。

  2. Notes® クライアントをインストールまたはアップグレードします。
  3. トピック「ウィジェットカタログの作成」の説明に従って、ウィジェットカタログテンプレートを使用してサーバー上にウィジェットカタログを作成します。
  4. Domino® デスクトップポリシー設定文書の [ウィジェット] タブを使用して、Domino® ポリシーを設定し、インストールするカタログサーバー名、カタログ名、カタログカテゴリを指定します。詳しくは、トピック「Domino® ポリシーを使用してウィジェットとライブテキストへのアクセスを制御する」を参照してください。
    注: または、ユーザーのマイウィジェットプリファレンスパネルまたはクライアントの plugin_customization.ini ファイルの Eclipse プリファレンスを使用して設定することもできます。

    この例では、独自のポリシーとユーザーの両方に対して最初の 2 つの設定値を指定し、ユーザーのみに対して 3 つ目の設定値を指定します。他の設定はすべて現状のままにします。これらの値は、この例のみで使用する値です。

    ウィジェットカタログサーバー -- WidgetCatalogServer.abx.com

    ウィジェットカタログアプリケーション名 -- toolbox.nsf

    インストールするウィジェットカタログのカテゴリ -- widgetsforyou

    :widgetsforyou カテゴリは、対象となる Notes® ユーザー用の設定です。ウィジェットの作成およびテスト時に、この値を自分のポリシー設定で指定する必要はありません。

  5. デスクトップポリシー設定文書の [ウィジェット] タブで [プロバイダ ID をウィジェット追加用に有効にする] 設定または [プロバイダ ID をインストール/実行用に制限] 設定を使用して、ユーザーがインストールおよび使用できるウィジェットタイプを制御する場合は、5 つ目のタイプ (prov.provider.ToolboxProvisioning) が追加されているかどうかを確認してください。このタイプを使用すると、クライアントプラグインをデプロイする目的でウィジェットを使用できるようになるため、このタイプは有効にする必要があります。plugin_customization.ini ファイルでも同等の設定が使用できます。詳しくは、トピック「Domino® ポリシーを使用してウィジェットとライブテキストへのアクセスを制御する」を参照してください。