デスクトップポリシーを使用して NOTES.INI 設定またはロケーション文書設定を割り当てる

デスクトップ設定文書の [カスタム設定] タブを使用して、カスタムの NOTES.INI 設定またはロケーション設定を割り当てます。

このタスクについて

デスクトップポリシー設定文書を使用すると、Notes® クライアントユーザー用に NOTES.INI 変数を追加または設定できます。また、デスクトップポリシー設定文書を使用して、個々のクライアント用のロケーション文書のフィールド値を設定できます。この割り当て操作は、クライアントに対する値の「プッシュ」とも呼ばれます。

ロケーション文書には、Domino® Administrator で使用する通信やロケーションに固有の設定が含まれています。デフォルトでは、Notes® クライアントのインストール時に 6 つのロケーション文書が作成されます。ロケーション文書はいつでも編集できます。サーバー名、電話番号その他のロケーションごとに異なる接続情報を必要なときに追加したり変更できます。

NOTES.INI の変数と値を割り当ててユーザーにプッシュする

このタスクについて

NOTES.INI の変数と値のペアを Notes® ユーザーにプッシュするには、次の手順に従います。ユーザーのローカル NOTES.INI ファイルは、ポリシーの更新時に更新されます。

手順

  1. Notes® または Administrator クライアントを使用して、Domino® サーバーの Domino® ディレクトリ (NAMES.NSF) を開きます。
  2. [ユーザーとグループ] タブをクリックして、[設定] ビューを開きます。
  3. [設定の追加] をクリックして [デスクトップ設定] ダイアログを開き、[カスタム設定] タブを開きます。
  4. [Notes.ini] をクリックします。
  5. [リストの編集] をクリックして NOTES.INI の変数名と値のペアを作成できるパネルを開きます。
    注: この方法を使用して新しい NOTES.INI 変数を作成および定義するか、既存の NOTES.INI 変数の値を指定します。
  6. [アイテム] フィールドに NOTES.INI 変数の名前を指定します。
  7. [値] フィールドに、変数名に関連する NOTES.INI 値を指定します。
  8. [値の追加/修正] をクリックします。
  9. [OK] をクリックし、[保存して終了] をクリックします。
    注: NOTES.INI 変数の既知の名前と値のペアを削除するには、[アイテム] フィールドと [値] フィールドに該当する名前のペアを指定し、[削除] をクリックします。

タスクの結果

値のペアをプッシュすると、名前を付けた [アイテム] (NOTES.INI 設定変数) の値に設定した他の値がすべて上書きされます。

次のタスク

階層ポリシー構造 (親と子) を使用する場合は、[強制] オプションも有効にします。

ロケーションの変数と値を割り当ててユーザーにプッシュする

このタスクについて

デスクトップポリシーを使用して新規または既存のロケーションの名前と値のペアを Notes® クライアントユーザーにプッシュするには、次の手順に従います。ユーザーのローカルのロケーション文書は、ポリシーの更新時に更新されます。

注: 実際のロケーションを作成または削除することはできませんが、すべてのロケーションに適用される名前と値のペアを設定することはできます。

手順

  1. Notes® または Administrator クライアントを使用して、Domino® サーバーの Domino® ディレクトリ (NAMES.NSF) を開きます。
  2. [ユーザーとグループ] タブをクリックして、[設定] ビューを開きます。
  3. [設定の追加] をクリックして [デスクトップ設定] ダイアログを開き、[カスタム設定] タブを開きます。
  4. [ロケーション] をクリックします。
  5. [リストの編集] をクリックして、ロケーションの名前と値のペアを作成できるパネルを開きます。
  6. [アイテム] フィールドにロケーションの名前を指定します。
  7. [値] フィールドに、ロケーション名に関連するロケーション値を指定します。
  8. [値の追加/修正] をクリックします。
  9. [OK] をクリックし、[保存して終了] をクリックします。
    注: 既知のロケーション名と値のペアを削除するには、[アイテム] フィールドと [値] フィールドに該当する名前のペアを指定し、[削除] をクリックします。

タスクの結果

値のペアをプッシュすると、名前を付けた [アイテム] (NOTES.INI 設定変数) の値に設定した他の値がすべて上書きされます。

次のタスク

階層ポリシー構造 (親と子) を使用する場合は、[強制] オプションも有効にします。