スケジュールを設定する

スケジュールの設定方法は、ユーザーがどこに存在するか (同じ Domino® ドメイン内か、別々の Domino ドメイン内か) によって異なります。

このタスクについて

同じ Domino ドメイン内のユーザーの場合、非クラスタ化 [空き時間情報] データベースとクラスタ化 [空き時間情報] データベースのスケジュールは自動的に設定されます。ユーザーがリソースの検索や予約を実行できるように、会議室予約データベースを作成する必要があります。

隣接 Domino ドメインのユーザーの場合

このタスクについて

Domino ディレクトリに、ドメイン間で通信を行うための隣接ドメイン文書が作成されていることを確認します。

手順

  1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [ディレクトリサーバー] ボックスで、Domino ディレクトリを選択します。
  3. [メッセージング] > [ドメイン] をクリックし、適切な隣接ドメイン文書を開きます。
  4. [カレンダー] タブをクリックし、そのドメインに対するすべてのスケジュール作成照会を受け付けて処理する隣接ドメイン内のカレンダーサーバーの名前を指定し、文書を保存します。
  5. 会議室予約データベースを設定します。リソースの検索と予約ができるようになります。

非隣接 Domino ドメインのユーザーの場合

このタスクについて

2 つの非隣接ドメイン間で相互に空き時間を参照するには、参照元ドメインと参照先ドメインの両方に隣接する中間ドメインにカレンダーサーバーを定義してください。

注: 空き時間を参照するには、ネットワークが十分高速であり、また中間ドメインと非隣接ドメインがそれぞれ直接 LAN に接続されている必要があります。

Domino ディレクトリに、ドメイン間で通信を行うための隣接ドメイン文書が設定されていることを確認します。

手順

  1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [ディレクトリサーバー] ボックスで、Domino ディレクトリを選択します。
  3. [メッセージング] > [ドメイン] をクリックし、適切な非隣接ドメイン文書を開きます。
  4. [カレンダー情報] タブをクリックし、[カレンダーサーバー経由のルート要求] フィールドに、照会元のドメインとターゲットドメインの両方に隣接するドメインのカレンダーサーバーの名前を入力します。空き時間照会は、このサーバーにより、照会するドメインから対象となる非隣接ドメインに送られます。
  5. 文書を保存して閉じます。

次のタスク

会議室予約データベースを設定します。リソースの検索と予約ができるようになります。