ユーザーのカレンダーから詳細情報を収集する

ユーザーのカレンダーの詳細情報を他のユーザーが使用できるようにできます。この機能を設定する場合は、他のユーザーが、どのカレンダー詳細を表示できるようにするかを指定します。

このタスクについて

ユーザーが、他のユーザーが自分のカレンダーエントリを表示できるようにすることを選択すると、ダイアログボックスに表示される詳細情報よりも詳細な情報が使用可能になります。詳細情報は、Freetime データベース、クラスタ化されていないサーバーの BUSYTIME.NSF、クラスタ化されているサーバーの CLUBUSY.NSF に保存されます。このデータベースのサイズの大きさを制限するため、このデータはサーバーによる収集対象にしないでください。サーバー設定文書で、HCLDomino® ドメイン全体でこの機能を有効または無効にするよう設定できます。

手順

  1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
  2. [サーバー] > [設定] を選択します。
  3. * [すべてのサーバー] サーバー設定文書を選択し、[設定の編集] をクリックします。
  4. [基本] タブの [すべてのサーバーのデフォルトの設定として使用] チェックボックスをクリックします。[カレンダーの詳細を抽出] フィールドを表示するには、このチェックボックスを選択する必要があります。
  5. この機能を有効にするには、[カレンダーの詳細を抽出] チェックボックスを選択します。
  6. 抽出するすべてのカレンダーの詳細を、次の中から選択します。
    • [Categories] - 他のユーザーがイベントにカテゴリが設定されているかを参照できます。たとえばプロジェクトに関連するイベントを [プロジェクト]、個人的な休暇であれば旅行に関連するイベントを [休暇]、プロジェクトに関連した出張であれば [旅行] と [プロジェクト] として分類できます。
    • [Appointment type] -- スケジュールした時間が、会議、予定、イベント、記念日、アラームのいずれであるかを他のユーザーが確認できるようにします。
    • [カテゴリ] -- ユーザーが、以下のどのカテゴリが会議に適用されるかを確認できるようにします。休日、休暇、プロジェクト、クライアント、電話、旅行。1 つの会議に複数のカテゴリが割り当てられる場合があります。
    • [Chair] - 他のユーザーがミーティングの議長を参照できます。
    • [Location] - 他のユーザーがミーティングの場所を参照できます。
    • [Room] - 他のユーザーが会議室の名前やその他の会議室の識別子を参照できます。
  7. [保存して閉じる] をクリックします。