Windows アップグレード後の LDAP 統合

Windows BigFix をアップグレードしても、既存の環境に対する Active Directory ソリューションの互換性は保たれます。

警告: レガシー・モード (UseLegacyADLogin = 1) から新しい Web レポートの作業モード (UseLegacyADLogin = 0) に渡すと、データはデータベースに残りますが、パブリック・データでない限り、古い AD/LDAP オペレーター定義からはアクセスできなくなります。したがって、以下に説明する手順に加えて、新しい AD/LDAP オペレーターと、パブリックではないデータ (レポート、フィルター、お気に入りなど) を手動で作成し、最終的にスケジュール済みのアクティビティーとユーザーの E メールを更新する必要があります。同様に、 UseLegacyADLogin を 0 に設定したときに表示される AD/LDAP オペレーターとパブリックではないデータは、レガシー・モードに戻したときに使用できなくなります。

Web レポートと LDAP 統合の新規機能に切り替えるには、以下の手順を実行します。

  1. Web レポートにログインします。
  2. 「ユーザーの管理」から、すべての Active Directory ユーザーを削除します。
  3. BES Web Report Server サービスを Active Directory アカウントから Local System アカウントに変更します。
  4. HKLM\Software\WOW6432Node\BigFix\Enterprise Server\BESReports 内の UseLegacyADLogin 値を 1 から 0 に変更します。
  5. BES Web Report Server サービスを再開します。
  6. コンソールから、Active Directory を追加するか、「ツール」>「LDAP ディレクトリーの追加」を選択して LDAP を追加します。
  7. Web レポートにログインし、「ユーザーの管理」から Web レポート役割を LDAP ユーザーおよびグループに割り当てます。詳しくは、「Web レポートの役割を LDAP ユーザーまたはグループに割り当てる」を参照してください。