要件

Web レポートは、スタンドアロン・サーバー上または BigFix データベースをホストするマシンと同じマシン上で実行できます。

V9.2 パッチ 3 以降、Windows システムへの BigFix Web レポート・コンポーネントのインストールには、64 ビット・アーキテクチャーのみがサポートされています。
注: BigFix コンソールなどの Web レポート・コンポーネントについて、接続先の BigFix サーバーのバージョンがすべて同じであることを確認してください。

Web レポート・サーバーの要件は、追跡するデータベース、コンピューター、アクション、および取得プロパティーの数によって異なります。

Web レポートの主要なリソース要件を検討するときに中心になるのは、高速アクセスのために必要なメモリー・サイズおよび高速レポート処理のために必要な CPU 速度です。ディスクは、読み込み時間を短くするためにローカル・キャッシュを保管しますが、ディスク速度が Web レポートに与える影響は、メモリー・サイズおよび CPU 速度ほど大きくありません。

注: Web レポート・サーバーは、Server Core for Windows Server 2008 R2 ではサポートされません。

BigFix 環境では、30,000 個を超えるエージェントがある場合、別個の Web レポート・サーバーをセットアップすると、メインの BigFix サーバーがそのリソースを共有しなくて済むというメリットが得られます。複数の Web レポート・サーバーをセットアップすると、メイン・サーバーのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えられます。

Web レポート・サーバー要件:

エージェントの数 CPU メモリー
< 10,000 2ghz 1 GB
10,001-30,000 2ghz (デュアル・コア) 2 GB
30,000-100,000 2ghz (デュアル・コア) 3 GB
100,000-200,000 2ghz (クワッド・コア) 4 GB