NT ドメインとの互換性

このトピックに記載されている情報を参照すると、以下の場合に、ユーザー ID を使用して、割り当てられた役割で Web レポートにログインできます。

  • ユーザー ID が NT ドメインと Active Directory の両方で定義されている。
  • NT 認証に使用されたドメイン名が、Active Directory で指定されたドメイン名と異なる。
  • BigFix 環境で Active Directory を Web レポートと統合した。
すべての条件に当てはまる場合は、Web レポート・コンポーネントがインストールされているシステムで以下の構成手順を実行します。
Windows システムの場合:
  1. レジストリーを開きます。
  2. 選択:
    HKLM -> Software -> Wow6432Node -> BigFix -> Enterprise Server -> BESReports
  3. 以下のように、ファイル・コンバーターを指定します。
    NTDomainFilePath = FullPathConversionFile
    ここで、FullPathConversionFile は、ドメイン名に適用する必要がある各ドメイン名変換の行を含むファイルへのパス名で、例えば、以下のようになります。
    my_NT_Domain|my_LDAP_domain
  4. Web レポート・サービスを再始動します。
Linux システムの場合:
  1. 構成ファイル /var/opt/BESWebReportsServer/beswebreports.config で、[Software\BigFix\Enterprise Server\BESReports] の下にファイル・コンバーターを指定します。
    NTDomainFilePath = FullPathConversionFile
    ここで、FullPathConversionFile は、ドメイン名に適用する必要がある各ドメイン名変換の行を含むファイルへのパス名で、例えば、以下のようになります。
    my_NT_Domain|my_LDAP_domain
    注: ファイルの各行が、Windows システムで使用されているものと同じタイプの改行 (CRLF) で必ず終了するようにしてください。
  2. Web レポート・プロセスを再始動します。
上記の手順を完了した後、ユーザーは NT ドメイン資格情報 (例えば、my_user@my_NT_domain.com) を使用してログインし、Web レポートに正常にアクセスできます。