リレーおよびサーバーの診断

BigFix 環境のセットアップと状況をモニターし、クライアント上でアクションを実行します。

以下の機能診断を使用して、サーバーおよびリレー設定の情報を取得したり、クライアント上でアクションを実行したりできます。V9.5.6 以降、リレー診断ページはデフォルトで無効になっており、有効に設定された場合はパスワードで保護されます。詳しくは次を参照してください。リレー診断からインストールします。

診断にアクセスするには、ブラウザーを開き、アドレス・フィールドに以下を入力します。

http://<computer_name>:52311/rd

または

http://<computer_name>:52311/RelayDiagnostics

各部の意味は以下のとおりです。

診断ページは以下のセクションに分割されています。

リレーまたはサーバーの診断

このセクションでは、環境設定に関する情報を収集できます。+ 記号をクリックして、設定の各種タイプを展開し、その値を確認します。

注: 項目「照会設定 (Query Settings)」は、BigFix 照会処理を参照しています。この機能について詳しくは、BigFix Query の使用によるクライアント情報の取得を参照してください。

リレー状況情報

このセクションでは、リレー上で使用されるキャッシュの、FillDB 専用のキューおよび BigFix Query 要求および結果専用のキューの情報を表示できます。

「照会キューを空にする」ボタンをクリックすると、リレー・キャッシュ内の BigFix Query 要求および結果を保管するキューがクリーンアップされます。

コンソール・ユーザー情報

このセクションでは、ユーザーが BigFix へのアクセスを許可されているかどうかを確認できます。このセクションは、サーバー診断にアクセスした場合にのみ使用可能です。

「ユーザー許可の確認 (Check User Authorization)」をクリックし、ユーザーの資格情報を入力して、そのユーザーが BigFix コンソールへのアクセスを許可されているかどうかを、実際にそれらの資格情報を使用してログインする必要なしに、検証できます。

サイト収集情報

このセクションでは、環境サイトに関連した情報を収集できます。

「収集状況ページ」をクリックして、サイト収集状況に関する情報を取得します。
サイト・コンテンツの最新バージョンを取得するには、「すべてのサイトを収集」ボタンをクリックします。
「Fixlet サイト要求」では、サイトに関連する各種タイプの要求に関する情報を収集できます。要求のタイプ、表示されたリスト内のサイトの URL、CRC を使用するかどうかを選択し、「送信」をクリックします。

クライアント登録

このセクションでは、単一のコンピューターまたは環境内のすべてのコンピューターに対する要求を実行できます。

「コンピューター ID の取得」ボタンをクリックして、リレーのコンピューター ID を確認します。
「単一コンピューターの要求」では、リスト内の要求のいずれかを選択し、「送信」をクリックすることで、単一コンピューターに関連するさまざまなタイプの要求を選択できます。要求タイプによっては、1 つ以上のテキスト・フィールドの入力が必要な場合があります。必要なフィールドは自動的に有効になります。
「すべてのコンピューターの要求」では、表示されたリスト内の要求のいずれかを選択し、「送信」をクリックすることで、環境内のすべてのコンピューターに関連するさまざまなタイプの要求を選択できます。要求タイプによっては、「アクション ID」の指定が必要な場合があります (有効になっている場合)。

ダウンロード情報

このセクションでは、システムで実行されているダウンロードに関する情報を収集できます。

「ダウンロード状況ページ」をクリックして、サーバーまたはリレー上でアクティブなダウンロードに関する情報を取得します。
「ダウンロード状況テキスト・ページ」をクリックして、サーバーまたはリレー上でアクティブなダウンロードに関する情報を XML 言語で取得します。
「ダウンロード要求」では、関連フィールドに「アクション ID」と「サイト URL」を指定することで、特定のサイトの特定のアクションに関する情報を収集できます。「ダウンロード収集要求」ボタンをクリックして、要求を実行します。