コンピューター・ステータスのモニター

BigFix を使用して、ネットワーク内のコンピューターを分析することができます。

Relevance Language を使用して、BigFix クライアントに照会し、リアルタイムで応答を取得できます。これは、ネットワークの傾向や潜在的な問題領域を分析するための非常に有益な手段になります。ネットワーク内のコンピューターをさまざまなプロパティー別にソートおよびフィルタリングして表示するには、以下の手順に従ってください。

  1. ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「コンピューター」アイコンを選択します。ネットワークのクライアント・コンピューターがリスト・パネルに表示され、各種プロパティー別にソートおよびフィルタリングできる状態になっています。
  2. リストをフィルタリングするには、「取得プロパティー別」を ( 「コンピューター」アイコンの下のナビゲーション・ツリーで) クリックして、フォルダーを開きます。
    このウィンドウには、ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーの「コンピューター」アイコンが表示されています。また、「コンピューター」アイコンの下のナビゲーション・ツリーに「取得プロパティー別」アイコンも表示されています。

    リストをソートするには、結果のリスト・パネルで目的の列ヘッダーをクリックします。もう一度クリックすると、ソート順が逆になります。

フォルダー名および列ヘッダーは、ネットワーク・コンピューターの重要かつ絶えず更新されるプロパティー (取得プロパティーと呼ばれます) を表します。列ヘッダーを定義する関連式を表示するには、以下のようにします。

  1. 「ツール」メニューから「プロパティーの管理」を選択します。ダイアログが開き、初期段階ではBigFixで事前定義済みのデフォルト・プロパティー (「OS」、「CPU」「コンピューター名」など) がリストされています。
  2. 取得プロパティーをクリックします。すぐ下のテキスト・ボックスに、この列を定義するために使用されている関連式が表示されます。
    このウィンドウには、「プロパティーの管理」ダイアログが表示されています。BigFix によって事前定義されているデフォルトのプロパティーがリストされています。

    例えば、「CPU」というヘッダーの付いた列は、以下の関連式によって生成されます。

    (significant digits 2 of (speed of main processor / mhz)) as string & "Mhz" & family name of main processor...

    つまり、「CPU」は、関連式とストリングを連結したもので、以下のような出力を生成します。

    2800 Mhz Pentium 4

  3. 各プロパティーには、評価期間があります。この期間が短いほど、クライアントがそのプロパティーを評価する頻度が高くなります。そのため、コンソールはより最新の状態になりますが、クライアントのパフォーマンスに影響が出る場合もあります。評価に時間がかかる関連式や変更速度が遅い関連式には、長い期間を割り当てるようにしてください。

コンピューター・リスト・パネルの列ヘッダーを右クリックすると、表示するプロパティーをすばやく選択できます。表示されるポップアップ・メニューで、表示するプロパティーにチェック・マークを付けたり、チェック・マークを外したりすることができます。ヘッダーからプロパティーを削除すると、そのプロパティーは「コンピューター」タブの下のナビゲーション・ツリーからも削除されることに注意してください。