取得プロパティーの作成

さまざまな取得プロパティーを定義して、BigFix クライアントから情報を収集できます。

幅広いコンピューター属性を取得プロパティーとして監視することができます。いくつかの理由から、独自のカスタム取得プロパティーを作成することが推奨されています。

  • 取得プロパティーを作成すると、それ以降のすべてのコンピューター・リストでそのプロパティーをフィルターとして使用できます。これにより、通常は視覚化が難しい可能性があるデータ・セットを制御することができます。
  • 新たに作成したプロパティーは、コンピューター・リストの列ヘッダーに追加され、その値でリストをソートすることができます。
  • 取得プロパティーを使用して、Fixlet アクションの対象を微調整することができます。
  • 取得プロパティーは、Web レポートで使用してグラフ化することもできます。

BigFix では、頻繁に要求される多数の条件でコンピューターをグループ化するのに十分な、一連の取得プロパティーが事前に定義されています。ただし、場合によってはクライアントのグループ化とソートをよりいっそう制御することが必要になります。

プロパティーを作成するには、以下の手順に従います。

  1. 「ツール」>「プロパティーの管理」を選択します。「プロパティーの管理」ダイアログが表示されます。
    このウィンドウには、「プロパティーの管理」ダイアログが表示されています。

    左側のフィルター・パネルでプロパティーをフィルタリングすることで、右側に表示するプロパティーのサブセットを選択できます。

  2. このリストで必要なプロパティーが見つからない場合は、新しいプロパティーを作成します。「新規追加」をクリックし、新しい取得プロパティーの名前を入力し、評価する関連式を作成します。これにより、ハードウェア特性やレジストリー項目のほか、クライアント・コンピューター上の特定ファイルに含まれるデータにもアクセスできます。新しいプロパティーを定義すると、クライアントが対応する関連式の値を自動的に計算し、データベースに返します。
  3. 「OK」ボタンをクリックします。
注: これらのプロパティーの一部は、特定のオペレーティング・システムを対象としており、他のオペレーティング・システムの場合は空白の文字列を返します。プロパティーに対して複数の結果が取得された場合は、リスト全体が取得されます。