クライアント・コンピューターの概要

クライアント・コンピューターは、BigFix クライアントが稼働しているネットワーク内のコンピューターです。

クライアント・ソフトウェアをインストールすると、これらのマシンを高いレベルで制御できるようになり、共通の稼働環境の維持、最新パッチの提供、スパイウェアの検出、プロパティーの表示と要約、レポートの作成などのさまざまな操作が可能となります。

クライアント・コンピューターには、企業の部門を定義して編成する機能などの多数の機能を扱うための設定を適用できます。クライアント・コンピューターは、これらの設定やその他のコンピューター・プロパティーに従って自動的にグループ化できます。これにより、特定のドメインを特殊な修復の対象にすることができます。設定を使用して、リレー、帯域幅、アイドル時間、バッファーなど多数の要素が定義されます。

メイン・インターフェースにあるドメイン・パネルのナビゲーション・ツリー内の「コンピューター」アイコンでは、多数のコンピューターをさまざまなプロパティーでフィルタリングおよびソートできるので、ネットワークの状況を簡単に把握できます。

視覚表示ツールでは、グローバルに分散した大規模ネットワークをすばやく監視し、修復の適用状況とコンプライアンスを企業全体で追跡することができます。Web レポートでは、オペレーターがブラウザーにアクセスして監査証跡を表示し、わずか数回のクリックでリストやグラフィック・レポートを生成することができます。