シングル・サインオン (SSO) の構成と有効化

9.2.1 以降で使用可能。2 要素認証と SSO を使用して BigFix Inventory にログオンし、企業内の他のアプリケーションとのログインの一貫性を維持することができます。2 要素認証と、Security Assertion Markup Language (SAML 2.0) トークンの交換に基づくシングル・サインオンを併用し、ID プロバイダーとして Microsoft Active Directory フェデレーション・サービスを使用するように BigFix Inventory を構成できます。あるいは、IBM Lightweight Third-Party Authentication (LTPA) テクノロジーを使用し、認証サービスとして IBM Security Access Manager for Web を使用することもできます。

このタスクについて

BigFix Inventory でのシングル・サインオンのデバッグ・ロギングを有効にするには、web.xml ファイルを編集して config.sso.debug の値を true に変更します。
<context-param>
  <param-name>config.sso.debug</param-name>
  <param-value>true</param-value>
</context-param>

このセクションで説明するソリューションは、BigFix Inventory との接続が BigFix Inventory ホスト名を介して確立されるという前提に基づきます。複雑なシナリオの場合は、 server.xml ファイルの SAML プロバイダーを手動で構成し、認証サービスの追加構成を行う必要があります。

SSO を使用してログインした場合のセッション・タイムアウト構成

BigFix Inventory のセッション・タイムアウトを設定できます。「セッション・タイムアウト」で説明されている手順を参照してください。
注: 設定する時刻は、現在の SSO 時間より長くする必要があります。現在の SSO 時間よりも短い時間に設定すると、BigFix Inventory のタイムアウトが早くなり、SSO ログイン・ページにリダイレクトされません。エラー・メッセージが表示されます。