IBM Marketing Platform 管理者ガイド
- IBM Marketing Platform の概要
IBM® Marketing Platform は、IBM Marketing Software 製品用のセキュリティー、構成、通知、およびダッシュボードの各機能を提供します。 - IBM Marketing Software ユーザー・アカウント管理
IBM Marketing Platform ユーザー・インターフェースを使用して作成されたユーザー・アカウント (内部アカウントと言います) の属性を管理することができます。これは、LDAP サーバーや Web アクセス制御システムなどの外部システムからインポートされた外部ユーザー・アカウントとは対照的なものです。 - セキュリティー管理
IBM Marketing Platform は、IBM Marketing Software アプリケーション内のオブジェクトおよび機能へのユーザー・アクセスを制御するための役割および権限をサポートしています。 - 構成管理
IBM Marketing Software を初めてインストールするときは、「構成」ページに、IBM Marketing Platform の構成に使用されるプロパティーといくつかのグローバル構成プロパティーのみが表示されます。追加の IBM Marketing Software アプリケーションをインストールするときは、それらのアプリケーションの構成に使用されるプロパティーが Marketing Platform に登録されます。その後、それらのプロパティーが「構成」ページに表示され、そこで値の設定または変更ができるようになります。 - ダッシュボードの管理
ダッシュボードは、会社内部でさまざまな役割を果たすユーザーのグループにとって役立つ情報が含まれている、構成可能なページです。ダッシュボードを構成するコンポーネントは、ポートレットと呼ばれます。ダッシュボードには、事前定義のポートレット、または作成したポートレットを入れることができます。 - IBM Marketing Software Scheduler
IBM Marketing Software Scheduler を使用すると、定義する間隔でプロセスを実行するように構成することができます。 - SAML 2.0 ベースのフェデレーテッド認証
IBM Marketing Platform は、SAML 2.0 ベースの ID プロバイダー (IdP) を実装しています。 この IdP は、IBM Marketing Software 製品間のシングル・サインオン・フェデレーションや、IBM Marketing Software 製品とサード・パーティー・アプリケーションの間のシングル・サインオン・フェデレーションを可能にします。 - SAML 2.0 シングル・サインオン
Marketing Platform は、SAML 2.0 ベースのシングル・サインオンをサポートしています。 - アプリケーション間の JWT 認証の構成
Journey Designer+Campaign では、JSON Web トークン (JWT) 認証が使用されます。JWT 認証によって、アプリケーション間のシングル・サインオンが可能になります。 - IBM Marketing Software と IBM Digital Analytics の間のシングル・サインオン
組織で IBM Digital Analytics を使用する場合、Digital Analytics と IBM Marketing Software との間でシングル・サインオンを有効にできます。 - IBM Marketing Software と Windows Active Directory の統合
Marketing Platform は、Windows Active Directory サーバーまたは別の LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) サーバーと統合するように構成することができます。IBM Marketing Software をディレクトリー・サーバーと統合することによって、ユーザーとグループを 1 つの集中化された場所に維持しておくことができます。統合は、企業の権限ポリシーを IBM Marketing Software アプリケーションに拡張するための柔軟なモデルを提供します。統合によって、サポート・コスト、およびアプリケーションを実稼働環境に配置するために必要な時間が減少します。 - IBM Marketing Software および LDAP サーバー間の統合
Marketing Platform は、Windows Active Directory サーバーまたは別の LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) サーバーと統合するように構成することができます。IBM Marketing Software をディレクトリー・サーバーと統合することによって、ユーザーとグループを 1 つの集中化された場所に維持しておくことができます。統合は、企業の権限ポリシーを IBM Marketing Software アプリケーションに拡張するための柔軟なモデルを提供します。統合によって、サポート・コスト、およびアプリケーションを実稼働環境に配置するために必要な時間が減少します。 - Web アクセス制御プラットフォームとの統合
組織では、Web アクセス制御プラットフォームを使用してセキュリティー・システムを統合し、それによって Web サイトへのユーザー・アクセスを調整するポータルを提供します。このセクションでは、Web アクセス制御プラットフォームとの IBM Marketing Software 統合の概要を示します。 - アラートおよび通知の管理
IBM Marketing Platform は、 IBM Marketing Software 製品によって送信されるシステム・アラートおよびユーザー通知をサポートします。 - 片方向 SSL の実装
このセクションでは、IBM Marketing Software における片方向 SSL について説明します。 - IBM Marketing Software API のセキュリティー・フレームワーク
Marketing Platform は、IBM Marketing Software 製品によって実装される API のセキュリティー・フレームワークを提供します。 - データ・フィルターの作成および管理
データ・フィルターを使用すると、IBM Marketing Software ユーザーが IBM Marketing Software アプリケーションで表示して操作できる顧客データを制限することができます。データ・フィルターで保護するデータは、指定する顧客テーブル内のフィールドで定義されるデータ・セットと考えることができます。 - IBM Marketing Software での監査イベントの追跡
どの監査イベントを追跡するかを構成し、追跡する各イベントに重大度レベルを割り当てることができます。 - Marketing Platform システム・ログ
Marketing Platform アプリケーションが誤動作をした場合、まずシステム・ログを確認する必要があります。システム・ログは、セキュリティー監査情報 (システム・テーブルに保管される) に依存しません。システム・ログはセキュリティー監査レポートに含まれている情報と同じ情報のいくつかを追跡しますが、Marketing Platform のトラブルシューティングに役立つ情報も含まれています。 - IBM Marketing Platform のユーティリティーおよび SQL スクリプト
このセクションでは、Marketing Platform の概要を示します。 これには、すべてのユーティリティーに当てはまり、個別のユーティリティーの説明では扱われていない詳細が含まれます。 - 「構成」ページでのプロパティーの構成
このセクションでは、「設定」および「構成」ページにある構成プロパティーについて説明します。 - IBM Marketing Software ユーザー・インターフェースでのスタイル・シートおよびイメージのカスタマイズ
ユーザー・インターフェースにはほとんどの IBM Marketing Software 製品ページが表示されますが、このユーザー・インターフェースの外観をカスタマイズできます。カスケーディング・スタイル・シートを編集して、独自のグラフィックスを指定することによって、ユーザー・インターフェースのイメージ、フォント、および色の多くは変更できます。