ターゲット・セル・スプレッドシート

キャンペーンのすべてのターゲット・セルおよびコントロール・セルを定義し、ターゲット・セル・スプレッドシートにオファーを割り当てます。TCS には、キャンペーン全体のすべてのセル定義が含まれていなければなりません。

1 つのキャンペーン内の複数のフローチャートは TCS 内のセルにリンクできますが、それぞれの TCS 行がリンクできるのは 1 つのフローチャート・セルのみです。例えば、E メールを介して配信されるキャンペーンのウェーブ 1 に定義されたセルと、コール・センターを介して配信されるウェーブ 2 に定義された別のセルがあるとします。ウェーブ 1 とウェーブ 2 はそれぞれ異なるフローチャートに実装されるかもしれませんが、これらのセルは、両方のフローチャートでオーディエンス ID の同じグループを表す場合には、属性値 (例えば、セル・コード) を共有できます。

各行の「セル名」列および「コントロール・セルかどうか」列には値が必要で、値が指定されていない場合その行は保存されません。セル・コードを指定しなかった場合、TCS を公開するときに自動的に生成されます。コードを指定する場合は、Campaign で構成されるセル・コード形式の要件を満たすものでなければなりません。allowDuplicateCellCodes 構成パラメーターが FALSE に設定されている場合、セル・コードはフローチャート内で一意でなければなりません。TCS 内の行のセル・コードを削除して、TCS を再公開すると、Campaign がその行のセル・コードを作成します。そのセルとフローチャートとの間の既存のリンクはすべて存続します。

TCS は編集可能なグリッドなので、他の編集可能なグリッドに入力する場合と同じようにデータを入力できます。TCS 行をコピーして貼り付けることができます。

TCS に加えた追加や変更は、TCS で「公開」をクリックするまでは Campaign に表示されません。

フローチャート・セルにリンクされている行を削除して、TCS を再公開した場合、 その TCS の行にリンクされているすべてのフローチャート・セルがリンク解除されますが、データは失われません。そのセルがコンタクト・プロセスに対する入力である場合 (「コール・リスト」、「メール・リスト」または「最適化」プロセス・ボックス)、そのフローチャート・セルを別の TCS 行にリンクするまでは、フローチャートを実稼働モードで実行できません。

Marketing Operations でオファー統合が使用可能であるとき、以下の点について考慮してください。
  • マッチングおよびリンク・セルを使用して、公開されたオファーを「メール・リスト」または「最適化」プロセス・ボックスに割り当てることができます。
  • オファーが割り当てられた後、プロセス・ボックスから手動でそれを変更することはできません。IBM Marketing Operations からオファーへの変更が行われる場合、変更は、セルがリンク解除され、再びリンクされた後でのみ、プロセス・ボックスに反映されます。