Interact の配置

インストールするランタイム・サーバーのインスタンスごとに、Interact ランタイム環境を配置する必要があります。Interact 設計時環境は、Campaign EAR ファイルまたは WAR ファイルによって自動的に配置されます。

Web アプリケーション・サーバーを使用した作業方法について把握している必要があります。詳しくは、ご使用の Web アプリケーション・サーバーの資料を参照してください。

API および OMO ゲートウェイでの HTTP プロキシ・サポート

  • HTTP 接続を使用するようにトリガー・メッセージが構成されている場合、オプションで HTTP プロキシを Interactとエンドポイント間の認証を使用して構成することができます。
  • クライアント・ライブラリー (interact_client.jar) を使用してクライアントと Interact ランタイム・サーバーを接続している場合、オプションで HTTP プロキシをクライアント・アプリケーションと Interact ランタイム間の認証を使用して構成することができます。

設計時環境の配置

Interact のインストール後、 Campaign を配置すると自動的に設計時環境も配置されます。Campaign.war ファイルを配置した後の構成手順によって、Interact 設計時環境が Campaign において自動的に使用可能になります。Campaign.war ファイルは Campaign インストール・ディレクトリーにあります。

ランタイム環境の配置

Interact ランタイム環境の配置は、インストールまたはアップグレードするランタイム・サーバーのインスタンスごとに InteractRT.war ファイルを配置して行う必要があります。例えば、ランタイム・サーバーのインスタンスが 6 つ存在する場合、Interact ランタイム環境のインストールと配置を 6 回行わなければなりません。ランタイム環境を設計時環境と同じサーバー上に配置することも、別のサーバーに Interact ランタイム環境を配置することもできます。InteractRT.warInteract インストール・ディレクトリーにあります。

注: Interact ランタイム環境を配置する場合、コンテキスト・ルートを /interact に設定する必要があります。コンテキスト・ルートに他の値は使用しないでください。これ以外の値を使用すると、ランタイム環境へのナビゲーション、Interact ランタイムのリンクとページ内でのナビゲーションが正常に動作しなくなります。
注: Interact がアップグレードされる場合、interact.log ファイルを生成するために、INTERACT_HOME 環境変数は Interact インストール・ディレクトリーを指すように設定される必要があります。リリース 11.1 以降、log4j は「log4j2」に変わりますカスタム・エントリーを基本設定の「interact_log4j.peoperties」ファイルから「interact_log4j2.xml」の 11.1 ターゲット設定にコピーする必要があります。