WebLogic への Interact の配置

IBM® Marketing Software 製品を WebLogic に配置することができます。

このタスクについて

Interact を WebLogic に配置する場合は、以下のガイドラインに従ってください。
  • IBM Marketing Software 製品は、WebLogic によって使用される JVM をカスタマイズします。JVM 関連のエラーが発生した場合に、IBM Marketing Software 製品専用の WebLogic インスタンスを作成しなければならないことがあります。
  • 始動スクリプト (startWebLogic.cmd) で JAVA_VENDOR 変数を調べて、使用する WebLogic ドメイン用に選択された SDK が Sun SDK であることを確認します。次のように設定する必要があります。JAVA_VENDOR=Sun。それが JAVA_VENDOR=BEA に設定されている場合、JRockit が選択されています。JRockit はサポートされていません。選択されている SDK を変更する方法については、WebLogic の文書を参照してください。
  • IBM Marketing Software 製品を Web アプリケーション・モジュールとして配置します。
  • UNIX システムの場合、グラフィカルなグラフを正常にレンダリングできるように、コンソールから WebLogic を始動する必要があります。コンソールは通常、サーバーが稼働しているマシンにあります。ただし、Web アプリケーション・サーバーが別の方法でセットアップされていることもあります。

    コンソールがアクセス不能、または存在しない場合は、Exceed を使用してコンソールをエミュレートすることができます。ルート・ウィンドウ・モードまたはシングル・ウィンドウ・モードで UNIX マシンにローカル Xserver プロセスが接続されるように Exceed を構成する必要があります。Exceed を使用して Web アプリケーション・サーバーを始動する場合は、バックグラウンドで Exceed を引き続き実行させて、Web アプリケーション・サーバーが稼働し続けられるようにしてください。グラフのレンダリングで問題が発生した場合は、IBM テクニカル・サポートに連絡して詳細な指示を求めてください。

    Telnet または SSH を介して UNIX マシンに接続すると、グラフのレンダリングで必ず問題が発生します。

  • IIS プラグインを使用するように WebLogic を構成する場合は、WebLogic の資料を調べてください。
  • 実稼働環境に配置している場合は、setDomainEnv スクリプトに次の行を追加して、JVM メモリー・ヒープ・サイズ・パラメーターを 1024 に設定します。

    設定 MEM_ARGS=-Xms1024m -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m

  • 特定の環境では、古い既存の対話式チャネルまたは多数の配置履歴がある対話式チャネルを配置すると、システムに負荷がかかる場合があり、2048MB 以上のキャンペーン設計時間および/または対話式ランタイム Java™ ヒープ・スペースが必要になる可能性があります。

    システム管理者は、以下の JVM パラメーターを使用して配置システムで使用できるメモリー量を調整できます。

    -Xms####m -Xmx####m -XX:MaxPermSize=256m

    文字 #### は 2048 以上 (システム負荷により異なります) にする必要があります。2048 より大きい値にする場合は、通常 64 ビット・アプリケーション・サーバーおよび JVM が必要です。

これらは推奨される最小値です。実際のサイズ要件を分析して、必要に合った適切な値を決定してください。