JBoss への Interact の配置

JBoss Application Server (WAS) に、WAR ファイルまたは EAR ファイルから Interact アプリケーションを配置できます。

始める前に

JBoss に Interact を配置する前に以下の点を考慮してください。
  • ご使用の JBoss のバージョンが、必要なフィックスパックまたはアップグレードも含めて、「推奨されるソフトウェア環境および最小システム要件」の資料に記載された要件を満たしていることを確認します。
  • JBoss Integrated Solutions コンソールを使用して、JBoss Application Server を構成します。以下のステップでは、個々の制御を設定するためのガイドラインを示します。
注: JBoss Application Server のバージョンによって、 ユーザー・インターフェース制御が表示される順序が異なり、別のラベルが使用されていることもあります。

このタスクについて

以下の手順を実行して Interact の配置のための環境をセットアップします。

手順

  1. JVM 設定を JBOSS_EAP_HOME/bin フォルダーの standalone.conf スクリプトに追加できます。
  2. 実稼働環境に配置している場合は、 スクリプトに次の行を追加して、JVM メモリー・ヒープ・サイズ・パラメーターを 1024 に設定します。standalone.conf
    Set MEM_ARGS=-Xms1024m -Xmx1024m -XX:MaxPermSize=256m
  3. 特定の環境では、古い既存の対話式チャネルまたは多数の配置履歴がある対話式チャネルを配置すると、システムに負荷がかかる場合があり、2048MB 以上のキャンペーン設計時間および/または対話式ランタイム Java ヒープ・スペースが必要になる可能性があります。
    システム管理者は、以下の JVM パラメーターを使用して配置システムで使用できるメモリー量を調整できます。
    -Xms####m -Xmx####m -XX:MaxPermSize=256m
    この #### は 2048 以上にする必要があります (システムの負荷により異なる)。
    : 2048 より大きい値にする場合は、通常 64 ビット・アプリケーション・サーバーおよび JVM が必要です。これらは推奨される最小値です。実際のサイズ要件を分析して、必要に合った適切な値を決定してください。
  4. JBoss Enterprise アプリケーション・プラットフォーム管理コンソールに移動します。
  5. interact.ear /interactRT.war を JBOSS に配置します。

JBOSS を使用した activityOrchastrator 機能の構成

activityOrchastrator 機能を使用するには、次の手順を実行します。

手順

  1. 次のコマンドを使用して JBOSS スタンドアロン・サービスを開始します。
    standalone.bat –server-config=standalone-full.xml
    standalone.sh –server-config=standalone-full.xml
  2. JBOSS CLI を開き JBoss サーバーに接続して次のコマンドを実行します。
    jms-queue add --queue-address=<queue-name> --entries=[java:/jms/<queue-name>]
    <queue-name>: キュー名 (例: test)
  3. さらに <JBOSS-HOME>/bin の場所から次のコマンドを使用してアプリケーション・サーバー・ユーザーを追加します。
    add-user.bat/sh -a -u <username> -p <password> -g guest
    uname/pass の例: jboss/jboss123
  4. このガイドの「JDBC 接続の作成に関する情報」の JBOSS セクションの記載のとおり、JDBC 接続を作成します。
  5. <path-to-war>/interactRT.war を配置します
  6. 2 つの受信側パラメータを追加して activityOrchastrator - ユーザー名およびパスワードを設定する必要があります。
    注: [ユーザー名およびパスワードは JBOSS アプリケーション・サーバーの資格情報です]
  7. サーバーを再始動します。