E メール: Campaign と Engage の使用
IBM Campaign と Engage が統合されている場合、IBM Campaign を使用することによって、パーソナライズされた E メール通信を IBM Engage から送信することができます。
E メール・プロセスの使用に関する注意点を以下にまとめます。
- E メールを送信するには、Campaign ユーザーと Engage ユーザーの間で作業の調整が必要になります。テンプレートをセットアップし、テスト実行を実施し、最終的な実稼働実行を調整する必要があります。
- メーリング送信後、IBM Engage でレスポンスがトラッキングされ、UBX および UBX Toolkit を介して Campaign に返されます。
- レスポンス・データを IBM Engage から Campaign に戻すためには、UBX Toolkit ユーザー (通常は Campaign ユーザー) がスクリプトを実行します。組織によっては、スクリプトを自動化して、データ経路指定が自動的に行われるようにしています。
- その上で Campaign を使用することにより、レスポンダーと非レスポンダーのターゲット設定を再度行うことができます。
- コンタクトの E メール・アドレスが NULL または BAD である場合、E メール・プロセスのコンタクトは失敗します。
注: E メール・メッセージを送信するには、E メール・プロセス・ボックスでメッセージの配信を構成するか、または IBM Marketing Cloud の送信エクスペリエンスを使用する必要があります。IBM Marketing Cloud プログラムによる E メール・メッセージのトリガーは、Campaign 統合ではサポートされていません。
注: 統合環境で E メール・チャネル、SMS チャネル、およびプッシュ・チャネルを使用する場合は、チャネルごとに別のデータベースを使用してください。
違反を防止するためのデータのフィルター処理
E メール・アドレスが特定の文字を含む場合や特定のドメインからのものである場合は、それらのアドレスに Engage から E メールが送信されない可能性があります。
E メール・アドレス内に含めることのできる文字について詳しくは、https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SSWU4L/Data/imc_Data/What_are_valid_characters_in_IBM_Marketi79.html を参照してください。
一部のプレフィックスやドメインは、インポートおよび送信からデフォルトでブロックされます。組織管理者であるユーザーは、Engage の「設定」>「E メールのブロック」 から、 特定の組織に適用可能なブロックするプレフィックスおよびドメインのリストを変更できます。詳しくは、https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SSWU4L/OrgAdmin/imc_OrgAdmin/Email_Blocking11.html を参照してください。