リソースバランシングのためにプラン文書を準備する

プランを送信するとプラン文書はドラフト文書となり、Change Administrator に送信する前に追加入力するなど準備が必要になる場合があります。プラン文書には、プランをシステム管理プロセスに送信した後にどのように移動を実行するか、またいつシステム管理プロセスがプランを実行するかを指定します。Domino® Change Manager がデータベースを移動すると、要求セットと呼ばれるデータベース移動順序のグループが作成されます。要求セットは、1 つずつ移動することも、すべて同時に移動することもできます。

このタスクについて

各プランには、プラン文書を承認する必要があるユーザーまたはグループの名前を記載した、対応する承認プロフィールを割り当てることができます。承認プロフィールが存在しない場合は、承認者名をプラン文書で指定できます。グループを承認者として割り当てた場合は、そのグループ内のだれでもプランを承認することができます。

リソースバランシングプランプランは動的な文書で、プランの現在のステータスとプランに加えた修正の履歴 (作成者と各変更日を含む) が示されています。

プラン文書を変更すると、文書は次の準備完了状態に移行します。プラン文書がドラフト状態にあるとき、プランの作成者はプランを編集できます。

手順

  1. Domino® Administrator で、[サーバー] > [分析] タブをクリックします。
  2. Domino® Change Control ビューを開き、[Plan] > [By Status] ビューを選択します。
  3. 準備完了状態に移行するドラフトのプランを選択し、[Edit] をクリックします。
  4. [Basics] セクションで、次のフィールドに必要な情報を設定します。
    1. [基本] フィールド

    フィールド

    アクション

    名前

    プランに一意の名前を入力します。

    カテゴリー

    カテゴリを選択するか、新しいカテゴリ名を入力します。

    説明

    プランの説明を入力します。

  5. [Execution] で次のどちらかを選択します。
    • [Sequential] -- 要求セット (データベース移動順序) を 1 つずつ実行します。
    • [Concurrent] -- 要求セットをすべて同時に移動します。
  6. [Activate Plan] フィールドで、次のいずれかを選択します。
    • [Only between specified start and stop periods] -- 要求をシステム管理プロセスに送信できる期間を指定します。
    • [Anytime after specified start] -- 要求をシステム管理プロセスに送信できるようになる時刻を指定します。
    • [Anytime before specified end] -- システム管理プロセスへの要求の送信が完了していなければならない時刻を指定します。
    • [At any time (after approval)] -- プラン承認後の任意の時間に要求がシステム管理プロセスに送信されるようにします。
  7. [要求者と作成者 (Requesters and Authors)] に、プランを送信したユーザーの名前が自動的に表示されます。しかし、他のユーザーのためにプランを送信し、要求者または唯一の作成者として名前を残したくない場合などは、これらのフィールドを編集できます。
  8. [Approval] タブをクリックして、次のフィールドに必要な情報を設定します。
    2. [承認] のフィールド

    フィールド

    アクション

    Approval profile

    次の操作のいずれかを行います。

    • [Choose Profile] をクリックし、リストから承認プロフィールを選択します。
    • [Clear Profile] をクリックし、割り当てられているプロフィールを削除します。

    Require approval from

    承認リストに追加するユーザーまたはグループの名前を入力します。

  9. [通知] タブをクリックします。このタブには、プランの各実行段階に通知を受信するユーザーがロール別に表示されます。必要に応じて、選択されているロールを任意に追加または削除します。[Others] のチェックマークをオンにして、通知リストに追加するユーザーをリストから選択します。
  10. オプション: [変数] タブをクリックします。デフォルトの変数は Execution Time です。値は指定されていません。システム管理プロセスでプランを実行する実行時間を指定するには、この変数を編集する必要があります。
  11. [Constraints] タブをクリックし、このプランで実行される移動に適用される制約を表示し、編集します。デフォルトでは、制約は自動的に割り当てられません。
    • [Referenced constraints] -- このプランに適用される制約が表示されます。[Edit] をクリックし、制約の 1 つを追加または削除します。
    • [Ad-hoc constraints] -- [新規] をクリックして制約を新規作成します。
  12. ドラフトプランの変更が完了したら、[Apply] をクリックします。
  13. [Change Control] をクリックし、このプランをドラフト状態から準備完了状態にレベルを上げて [OK] をクリックします。