パスワードで保護されたサーバー ID のシークレット・ファイルの作成

Domino サーバー ID がパスワードで保護されており、管理者がパスワードを直接入力できないデタッチ・モードで Domino コンテナーを実行する場合は、パスワードを保存するためのシークレット・ファイルを作成します。Domino サーバーは、シークレット・ファイルからパスワードを読み取ります。

このタスクについて

Domino コンテナーを対話モードで実行する予定の場合は、この手順を無視します。コンテナー実行モードの詳細については、 Docker 実行コマンド引数を参照してください 。

シークレット・ファイルは、手動で作成することも、Docker Swarm や Kubernetes などのオーケストレーション・ソフトウェアを使用して作成することもできます手動で作成する場合は、サーバーの削除のセットアップ中に 、シークレット・ファイルをコンテナー・ボリュームにコピーするdocker cpコマンドを使用します。

Docker Swarm または Kubernetes を使用してシークレット・ファイルを作成すると、そのファイルはボリュームに自動的に追加されます。詳細については、以下のリソースを参照してください。

シークレット・ファイルの作成方法にかかわらず、Domino を実行するコンテナーを作成する場合は、 docker run 引数 --env secretpwfile=<container secrets file> を使用してその場所を指定します。