iNotes® パフォーマンスを改善するための GZIP の使用

HCL iNotes® は、デフォルトで GZIP 形式の圧縮を使用して、ネットワーク帯域幅の使用量を削減し、パフォーマンスを改善します (特に、低速のネットワーク接続を使用するユーザーが対象)。サーバー設定文書の [HTTP 応答データを圧縮] 設定を使用して、圧縮の有効と無効を切り替えることができます。また、notes.ini ファイル設定を使用して GZIP 圧縮の有効と無効を切り替えるとともに、圧縮するコンテンツのタイプを指定します。

このタスクについて

圧縮を実行すると、iNotes® によって生成されたページが Web サーバーのページキャッシュに格納されます。これにより、サーバーのパフォーマンスも向上します。サーバー設定文書の [iNotes] タブにある [その他の設定] セクションの [HTTP 応答データを圧縮] 設定を使用して圧縮の有効と無効を切り替えるには、以下のステップを実行します。

手順

  1. HCL Domino® Administrator クライアントから、[設定] > [サーバー] をクリックします。
  2. サーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。
  3. [iNotes] タブをクリックします。
  4. [その他の設定] セクションの [HTTP 応答データを圧縮] フィールドで、[有効] を選択します。
  5. 保存およびクローズ」をクリックします。

iNotes_wa_GZIP_Disable

このタスクについて

この設定を使用して、圧縮の有効と無効を切り替えます。デフォルトは 0 (オン) です。例えば、圧縮をオフにする場合は:

iNotes_wa_GZIP_Disable=1

iNotes_wa_GZIP_Content_Types_Included

このタスクについて

この設定を使用して、圧縮するコンテンツのタイプを定義します。デフォルトは、以下のとおりです。

"text/*;application/*"

例えば、すべてのテキストを圧縮する場合は:

iNotes_wa_GZIP_Content_Types_Included="text/*"

iNotes_wa_GZIP_Content_Types_Excluded

このタスクについて

この設定を使用して、圧縮しないコンテンツのタイプを定義します。デフォルトは、以下のとおりです。

"image/*;application/pdf"

例えば、XML データを圧縮から除外する場合は:

iNotes_wa_GZIP_Content_Types_Excluded="image/*;text/xml"