iNotes® でのユーザー名の別名のサポートの構成

ユーザーの母国語とその文字セットを使用して、名前の入力、表示、検索を行う場合は、別名を使用すると便利です。例えば、メールを送信するときに、母国語とその文字セットで名前を入力することができます。他国のユーザーに対しては基本ユーザー名が使用され、国内では別名が使用されます。

このタスクについて

デフォルトでは、ユーザーは HCL iNotes® で別名を表示できますが、英語以外の言語では表示できません。ユーザーが母国語で別名を送信して表示できるように iNotes® を変更することができます。

注: ユーザーが基本ユーザー名の別名を使用できるようするには、管理者が事前に別名を登録して認証しておく必要があります。

ユーザーが自分の選択した言語で別名を表示できるようにするには

このタスクについて

以下の手順を実行して、iNotes® の基本プリファレンスに [ユーザー名の別名を表示] オプションが表示されるようにします。これにより、ユーザーは、自分の選択した言語で別名を表示できるようになります。

手順

  1. HCL Domino® Administrator で [設定] をクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
  2. [設定] をクリックします。
  3. iNotes® メールサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。
  4. [iNotes®] タブを選択します。
  5. [メール] の下で [ユーザー名の名前解決] を有効にします。
  6. [インターナショナル] の下で [ユーザー名の別名表示] を有効にします。
  7. [インターナショナル] の下で [ユーザー名の別名表示の設定を許可] を有効にします。
  8. 文書を保存して Domino® サーバーを再開します。

サーバーで設定された言語でユーザーが別名を表示できるようにするには

このタスクについて

以下の手順を実行して、iNotes® の基本プリファレンスに [インターネットパスワードの変更] オプションが表示されるようにします。これにより、ユーザーは、サーバーで設定された言語で別名を表示できるようになります。

手順

  1. ユーザーが自分の選択した言語で別名を表示できるようにするには の手順のステップ 1 から 6 までを実行します。
  2. [ユーザー名の別名表示の設定を許可] を無効にします。
  3. [別名に使用する言語] フィールドで、リストから言語を選択します。
  4. 文書を保存して Domino® サーバーを再開します。