iNotes®Connections ファイルに統合するときに使用される Notes.ini ファイル設定

notes.ini ファイル設定には、メールポリシー設定文書での設定 ([Connections ファイルの統合] セクション) に対応するものがいくつかあります。HCL iNotes®HCL Connections との統合を構成すると、これらの notes.ini ファイル設定により、メールポリシー設定文書での対応する設定が上書きされます。IBM iNotes® と IBM Connections の統合をセットアップするには、IBM iNotes と IBM Connections ファイルの統合手順を実行します。

手順

iNotes®Connections ファイルと統合する際に、これらの notes.ini ファイル設定を使用することができます。iNotes®Connections を構成する場合の適切な方法は、メールポリシー設定文書 ([Connections ファイルの統合] セクション) を使用する方法ですが、代わりに notes.ini ファイル設定を使用することもできます。
1. IBM iNotes® と IBM Connections を統合するための、メールポリシー設定を上書きする notes.ini ファイル設定

メールポリシー設定を上書きする notes.ini ファイル設定のリスト

Notes.ini ファイル設定 説明
iNotes_WA_FilesInteg デフォルト = 0。1 に設定すると、iNotes®Connections ファイルとの統合が有効になります。統合を無効にするには、0 に設定します。
iNotes_WA_FilesServer Connections のインストール済み環境ではなく、ファイルコンポーネントのインストール済み環境を指す URL。たとえば、次のように入力します。 http://mycompany.com/files
iNotes_WA_Files_ShareOnSend_Disable デフォルト = 1。1 に設定すると、IBM Connections に保管されているファイルを指す送信メール内のリンクは、受信者に共有されます (可能な場合)。

0 に設定すると、共有ファイルの送信は無効になります。その場合、送信者は、IBM Connections 内のリンクされたファイルを手動で受信者に共有する必要があります。ただし、一部の受信者がこのファイルへのアクセスを必要としない場合は、この設定によって Connections サーバーの負荷が軽減されます。

iNotes_WA_Files_ShareOnSend_MaxGroupSize デフォルト = 100。リンクされたファイルを共有する場合の、グループの最大サイズ。デフォルトでは、リンクされたファイルが共有されるのは、メンバーが 100 人以下のグループだけです。リンクされたファイルを大規模な受信者グループに共有することは効率的ではありません。大規模なグループの場合は、ファイルを Connections コミュニティ内に格納するか、共有アクセス権のあるフォルダに格納することをお勧めします。デフォルトのグループサイズ制限を変更するには、この設定を使用します。送信オプションが [個人グループを展開しない] に設定されていて、そのグループがセッション内で事前に展開されていない場合に限り、この制限が個人グループに対して適用されます。
iNotes_WA_Files_ShareOnSend_NewFwdLinksOnly デフォルト = 1。送信メール内で、新規にリンクまたは転送されるが返信はされないファイルを共有するには、デフォルト設定の 1 をそのまま使用します。この設定を無効にするには、0 を設定します。