自動保存の設定

HCL iNotes® の自動保存機能は、ユーザーが作成するメールメッセージの本文を自動保存します。これにより、ユーザーが保存し忘れたり、ワークステーションで何か (異常終了、電源異常など) が発生した場合に、ドラフトやユーザーが加える変更内容が維持されるようにします。

このタスクについて

自動保存はデフォルトでオンになっています。自動保存は、デフォルトで、アイドル時間には 1 分間、アクティブ時間には 10 分間の間隔で発生します。アイドル時間とは、文書が直前に編集または作成されてからの経過時間を指します。アクティブ時間とは、文書が直前に編集されてからの、1 分間のアイドル時間を挟まない実行経過時間を指します。本文を含み、それに限定されないメッセージ内のすべてのコンテンツがドラフトフォルダに保存されます。メッセージが保存されるときに、ステータスバーのメッセージがユーザーに表示されます。

デフォルトでは、これらの設定は [プリファレンス] の [基本] タブに表示されますが、ユーザーはこれを無効にできます。

notes.ini 設定の INOTES_WA_AUTOSAVE により、クライアントユーザーインターフェースでの設定が有効または無効になり、自動保存が無効になります。

notes.ini 設定の INOTES_WA_AUTOSAVE_IDLEINTERVAL により、アイドル時間の間隔が指定されます。デフォルトは 1 分です。

notes.ini 設定の INOTES_WA_AUTOSAVE_ACTIVEINTERVAL によりアクティブ時間の間隔が指定されます。デフォルトは 10 分です。