Web Mail Initialization Workload

このトピックでは、Web Mail Initialization Workload のテストについて説明します。

手順

  1. Server.Load 用にクライアントとサーバーの設定が完了していることを確認します。
  2. [Create NotesBench Mail Person Documents] エージェントを実行して、必要な数のユーザー文書を Domino® ディレクトリに作成します。プロンプトが表示されたら、次の変数を設定します。
    表 1. エージェントの変数

    変数

    設定

    Message storage format

    2 (MIME)

    メールシステム

    0 (SMTP/POP3)

  3. Domino Administrator クライアントで Server.Load を開始します。
  4. [Test Type] フィールドで [Built-in] を選択し、リストから [Web Mail Initialization Workload] を選択します。
  5. [Script Variables] タブをクリックし、次の表の値を入力します。
    表 2. スクリプト変数

    変数

    アクション

    NBTestReset

    次のいずれかの値を入力し、テスト開始時の既存文書の処理方法を制御します。

    • 1 -- 既存の文書を削除する。
    • 0 -- 既存の文書を無視する。
    注: 削除される文書の数は、変数 MaxDocToDelete で設定されている値に依存します。

    MailServer

    メールサーバーの正規名を入力します。例: CN=MailServer1/O=Acme

    HTTPHost

    Domino Web サーバーの TCP/IP アドレスまたはホスト名を入力します。

    nb_dbdir

    Notes® データディレクトリと関連するデータベースディレクトリを入力します。推奨値は mail\ です。

    MailTemplate

    メールファイルテンプレートの名前を入力します。

    NormalMessageSize

    メッセージ本文のサイズを入力します。推奨値は 10000 です。

    NumMailNotesPerUser

    メールファイル作成時にメールファイルに埋め込む文書の数を入力します。推奨値は 100 です。

    ドメイン

    Notes メールドメインの名前を入力します。

  6. メールファイルの作成中にクライアントとサーバーでエラーが発生しないことを確認します。メールファイルが作成されなかった場合は、テストの最初の繰り返し時にテストスクリプトがメールファイルを作成しますが、これによってサーバーのバックエンドにオーバーヘッドが生じます。原則として、クライアントと SUT では、CPU 使用率が 75%を超過しないようにします。これには Domino サーバーデータディレクトリのディスク時間の割合は含みません。
  7. [Test Parameters] タブをクリックします。複数のクライアントからテストを実行する場合、それぞれのクライアントからテストを実行するたびに [Starting Thread No] パラメータ値を増分します。
  8. Server.Load 停止条件を設定します。
  9. [実行] をクリックします。
  10. オプション: モニターする測定基準を選択します。
  11. オプション: [Server to receive console commands] フィールドに SUT の名前を入力します。
  12. [Start Test] をクリックします。
  13. データディレクトリに作成されたテストメールファイルの数が正確であることを確認します。各メールファイルには、MAILn.NSF という名前が付きます。この「n」には数字が入ります。
  14. Web Mail Workload を実行する手順を完了します。