パッチ・ポリシーの概要

パッチ・ポリシー・アプリケーションを開くには、WebUI 「アプリ」メニューで「パッチ・ポリシー」を選択します。

パッチ・ポリシーの作成は簡単です。
  1. ポリシー名を入力し、ポリシーに組み込むパッチのタイプを選択します。例えば、オペレーティング・システム更新の重要なサービス・パックを含むポリシーを作成します。
  2. デプロイメントのタイミング、頻度、動作を含め、このポリシーのロール・アウト・スケジュールを作成します。
  3. ポリシー・ターゲットを選択: パッチを当てるデバイス。
  4. ポリシーをアクティブにします。

    このプロセスについて詳しくは、『パッチ・ポリシーの作成』を参照してください。

ポリシーを常に最新状態に保つ

ポリシー基準を満たす新規パッチが使用可能になると、パッチ・ポリシー・アプリケーションから通知が送付されます。「ポリシー・リスト」でポリシー名の横にあるデルタ・アイコンは、パッチ・コンテンツが追加または変更されていることを知らせています。新規のコンテンツを含めるために、ポリシーを更新します。ポリシーを常に最新状態にしておくには、ポリシーを手動で更新するか、自動最新表示オプションを使用します。

除外

除外しなければ、ポリシーへの組み込み基準に適合してしまうパッチを除外できます。または手動組み込みを使用したカスタム・アプリケーションで、問題の原因となるパッチを除外します。または動的除外を設定し、Microsoft Office の更新をすべて、Windows の更新ポリシーから除外します。設定した除外は、削除するまで有効のままとなります。パッチ・ポリシーには、監査用パッチ、問題のあるパッチ、またはデフォルト・アクションのないパッチは決して組み込まれません。

ポリシー・ベースのパッチ適用結果をモニターするには、WebUI の「デプロイメント」ビューを使用します。詳しくは、デプロイメント入門を参照してください。

権限とパッチ・ポリシー

BigFix のマスター・オペレーター (MO) には、すべてのパッチ・ポリシー機能に対するフル・アクセス権限があります。MO はポリシーの作成、編集、削除、アクティブ化、中断に加え、パッチのロールアウトとスケジュールの管理、新規パッチ・リリース時のポリシー更新を実行できます。マスター以外のオペレーター (NMO) は、ポリシーを追加、編集、または削除できます。NMO は、関連する権限を持っている場合に、既存のスケジュールに対象を追加することや、スケジュールから対象を削除することもできます。

パッチ・ポリシー・カテゴリー

以下の表は、パッチ・ポリシーの外部コンテンツ・カテゴリーと Fixlet カテゴリーの間のマッピングを示しています。

WebUI パッチ・ポリシー・カテゴリー Fixlet カテゴリー
BUG FIX

バグ修正

バグ修正アドバイザリー

バグ

ENHANCEMENT

定義の更新

定義の更新

Feature Pack

Hotfix

Update (更新)

更新

製品拡張アドバイザリー

ENHANCEMENT

推奨

オプション

アップグレード

SERVICE PACK

ロールアップ

サービス・パック

更新ロールアップ

SECURITY

きわめて重要な更新

重要なアップデート

Security (セキュリティー)

セキュリティー・アドバイザリー

セキュリティー Hotfix

セキュリティー設定

セキュリティーの更新

セキュリティー更新

SECURITY

Mandatory (必須)